ジムに寄って学校の出来事を話した。
もちろんあの横瀬とかいう先輩のやりとりではなく校長室での出来事だ。
会長からはもっと普段から勉強しろっと頭を叩かれラッキー先輩は腹を抱えて笑っていた。
「そんな漫画みたいな展開あるんだな。」
笑い事じゃないですよ。
僕が赤点0なんて新日本キックのタイトル獲るより難しいですよ。
「芳樹、お前新日本キックを愚弄する気か。」
そこに現新日本キック王者の英治さんがすかさず割り込んだ。
「でも校長先生の言ってることももっともだ。
今後勉強できないと各方面で困る。
格闘技もそうだけど目の前のことまずこなすってことは凄く大事だ。しばらく練習量を減らして勉強に専念してみようか。」
こうして僕はしばらく勉強に専念することになった。
試合にでるために勉強を頑張るなどいう格闘家って日本にどれくらいいるのだろう。
「何の科目が赤点なんだ?まりかは現職の教員だし乙女ちゃんは進学校の生徒だったよな。少しくらい教わったらどうだ。」
僕は中間テストの結果を話した。
会長、英治さん、ラッキー先輩の顔が真っ青になった。
みきとしゅんに勉強を教わる事になった。
この二人も決して良い授業態度では無いくせにそれでもそれなりの良い成績を取っている。
100点とまでもいかなくても赤点を取らなければ良いのだ。差し当たってこの二人でも十分だろう。
「失礼なこと言いますね。」
「元のデキってやつが違うんだ。芳樹は俺らの3倍勉強しないと同じ点数とれないぞ。デキがちがうんだデキが。大事なことだから3回言ってやったぞ。」
ちきしょう。
勉強全体のスケジュールみたいなものはみきが立ててくれた。
今から解らないところ1から勉強するのも大事だがこれから期末に出るだろう内容を暗記してしまうほうが点数に直接繋がるとか。
それにしゅんが綺麗にまとめたノートを僕が勉強するというなことになった。
時間にして3時間はかなりまともにやったと思う。
普段勉強しないだけにこの3時間は英治さん達とのスパーリング30分相当に値する疲労を感じた。
僕が休憩を申し出たところ2人も休もうとなった。
僕は飲み物を取りにいこうと自室を出た所ちょうど

