カランコロン。
入出を繰り返すたびに
ドアの上部に取り付けられた鈴が
軽やかに鳴り響く。
ここは大阪市内にある、とある喫茶店。
創業してからすでに30年以上も経過している
その老舗喫茶店には、多くのサラリーマンが集う。
コーヒー、デニッシュ、フレンチトースト、
喫茶店のメニュー表の中は
お馴染みのメニューがズラリと揃う。
味に定評があり、常連客が大多数を占める。
30年という長い時間が経過していたが
喫茶店の店主は今日も忙しく働いていた。
還暦を目の前にしている店主は
お店の忙しさと自分の体力が
釣り合わなくなっていたのを感じていた。
そういうこともあって
店主は、アルバイトの募集をした。
今日はその募集をした
アルバイト生がお店にやってくる日だった。
店主が採用した、アルバイト生は
地元に住む真面目な女子大学生だった。
アルバイトの業務内容はいたってシンプルで
お客さんのオーダーを通し、ホールの中から
客席にメニューを送り届けるというもの。
呑み込みの早い女大生は初出勤にも
関わらず、しっかりと役目を果たしていた。
しかし、そこで事件は起きた。
この事件の内容は、女子大学生が
オーダーのミスをするだとか、
コーヒーを客の服にこぼしてしまった、とか
そういう類のものではなかった。
なぜなら事件をおこした犯人は、
女子大学生ではなくて、
毎日お店に来店する
常連客のほうだったからだ。
その客は一体どんな事件を起こしたのか。
●女子大学生へのセクハラ?
●まさかの食い逃げ?
●周りの客への暴言?
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お疲れ様です。ミズタです。
今日は久しぶりに
ストーリー形式のコピーを書きました。
常連客が起こした事件は
何なのか気になりましたか?
実は、この常連客が起こした事件は
セクハラでも食い逃げでも、暴言でもありません。
もしかしたら
事件だと思えないことかもしれません。
ですが、この出来事は、
ビジネスマンにとっては
致命傷になるほどの大事件です。
事件の内容とは一体?
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カランコロン。
女子大学生:いらっしゃいませ。
常連客:(馴染みのカウンターに着席)
女子大学生:ご注文は何になさいますか?
常連客:いつもの。
女子大学生:
すみません、今日新しく入ったばかりなので
メニューの名前を言っていただいもいいでしょうか?
常連客:ええっと、、、(焦る)
女子大学生:(耳を傾ける)
常連客:ええっと、あの、その、、(汗)
女子大学生:はい、、、
常連客:あのその、ええっとだから、その
女子大学生:???
常連客:
い、いつもの、、、、い、い、つつ、、も、の
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事件の内容とは、
思考停止のことです。
長期間に渡って同じメニューをオーダーし続けたため
常連客は店主にメニューの名前を言わずに
「いつもの」という使い心地のいい言葉だけを
使うようになっていました。
これが、そもそもの思考停止の始まりです。
そして、その常連客は
慣れ親しんだ環境に依存したのです。
今日のブログで伝えたかったこと、それは
いつまでも同じ環境が
与えられるわけじゃないということです。
いつ何が起こっても
変化に柔軟に対応できるチカラがなければ
ビジネスで長期的に稼ぎ続けることはできません。
1つのキャッシュポイントに頼りすぎて
そのキャッシュポイントが潰れた時に
1円も生み出すことができなくなった人を
僕はこれまで何人もみてきました。
彼らに足りなかったこと、それは、、
明らかに組織やシステム(制度)に
依存したビジネスをしていたからです。
反対に、自力で稼げる思考の持ち主は
いつどんな不慮の事態が起こっても
キャッシュを生み出すことができます。
あなたは、いつものビジネスが出来なくなった時
どのようにしてキャッシュポイントを生み出しますか?