米連邦議会乱入トランプ氏扇動を黙認した共和党失態 、バイデン政権船出襲った歴史的汚点

アメリカ
の価値、
「民主主義」を
脅かすような、
米連邦議会
乱入事件が起こった。

顛末は、
バイデン次期大統領の
当選審議が行われていた
議会中に、

ホワイトハウス前での
トランプ大統領の演説、
 

「弱ければ国を取り戻せない
強くならなくてはならない。
みんなと一緒に行くぞ!
議事堂まで歩いていくぞ!」

を、きっかけに
トランプ大統領支持派が
連邦議会議事堂に取り囲み
その一部が乱入、暴徒化、

議事堂内で1人、
その外でも、支持者3人、
警察官1人死亡した。


で、
この
一連の事件で、
以前読んだ、
一冊の本を思い出した。

それは、
脳科学者
中野信子氏の、
「サイコパス」
という本。

 

内容は、
ざっくり、

本来、
サイコパスという
言葉は、連続殺人犯などの
反社的な人格を説明する
診断上の概念であるが、

凶悪犯罪を
起こさなくても、
サイコパス要素がある人は
日常に少なからず存在し、

外見や語りが
魅力的でナルシスト、

そして、
最大の特徴は、
恐怖、緊張、共感を
感じにくい脳を持つ為、

多くの人が危険に
思ってやらないことも、
平然と行う。

なので、
嘘も平気でつき、
話を盛る、

批判されても、折れない、

自分をよく見せようと
主張をころころ変え、

お世辞がうまく
人転がし、

そして、
その気質が凶悪犯罪を
起こすこともあるが、

一方で、

その様が、

大舞台でも堂々と

している為、
挑戦的で勇気があると
みられたりもする。



つまり、
実際、どうかは
分からんけど、

トランプさんの
素行が何となく
サイコパス
っぽいような気
がするのです。


だって、
アメリカファースト
って
言っていながら、

しかも
現職大統領が、
分断をあおり
暴動を先導するって
あり得ないと思うですよね。


しかし、
この事件でやっと、

共和党陣営、
トランプさんの腹心
ペンス副大統領も

「今日は、
連邦議会の歴史で
暗い1日となった。
暴力が勝つことは絶対ない
自由が勝つ」


選挙結果に異議を
申し立てる予定だった
共和党上院議員も
「今日の出来事で考え直した、
良心に従い、反対しない」

つまり、
身内もサイコパスの
術中から解き放たれた、
という感じもしつつ、

でも
そういう人が大統領に
選ばれてしまったんですよね。



で、私、
思うのは、

背景にあるのは、
ネット社会
 と
格差社会で、


フィルターバブル
といわれる

ネット検索サイトの
アルゴリズムが、
ユーザーが
見たくない情報を遮断し、
(フィルター)

「泡」(バブル)
の中に包まれたように、
自分が見たい情報
しか見せない状況、

つまり
自分にとって都合の
良い情報しかみない、

フェイクであっても
自分に都合が良ければ
正としてしまう。。


さらに、
格差社会で
不満を持つ人の
心の隙間が

サイコパス要素の
高い人の術中に
はまってしまう。


基本
ナルシストで
あるから、
国を良くするためで
なく、自己の都合の
ために動く人なのにね。。



包丁は
美味しい料理を

作るけど、
人を殺めることもできる。

つまり、
全ての物は、
良く使う人もいれば
悪く使う人もいて、


結局、
トランプさんの
情報発信手段、
SNSのアカウントは
永久凍結されたらしいが、

それが

正しいか
間違っているかは
ともかく、

今後、

SNS業者の
情報発信管理は、
重要な課題になるだろう。


つまり、

ネット社会
 と
格差社会が、

サイコパス的な
人を大統領にして
しまった、と感じ、


今後は、
情報を受け、
それを判断する力、

そして、

サイコパスを
見破る術を身に
つけなくてはいけない、

と感じます。