穴澤天神社例大祭
 

 

稲城市の穴澤天神社で例大祭が斎行されます。(京王相模原線よみうりランド駅下車)
 

日程: 令和6年8月25日
 

江戸の里神楽は午後1時から奉納されます。
 

他に、獅子舞の奉納、お神輿の渡御などがあります。
 

例年通りですと、宝物殿の拝観も出来ます。


穴澤天神社は孝安天皇4年の創建と伝えられる、大変古い神社です。
 

穴澤天神社の周辺には、里山の雰囲気が残っています。都会の喧騒から離れてほっとさせられる場所だと思います。
(境内には足元の悪い場所があります。洞穴を拝観する場合などは十分注意して下さい。)







 

 

 

 

関連情報
 穴澤天神社と、よみうりランドを挟んで、南側には、伊勢の森と呼ばれる、この地域随一の高台に鎮座する高石神社、五重塔のある香林寺、細山神明社、みさきの土塁、弘法大師が松を植えたと伝えられる弘法の松などがあります(百合ヶ丘駅下車)。時間がありましたら、こちらにも立ち寄ってみてはどうでしょうか。
 

 高石神社や香林寺などの周辺にも里山の雰囲気が残っています。
 

 百合ヶ丘駅前の、百合丘一番街には、少し有名なスタミナラーメンの店があります。この店でラーメンを食べれば暑い夏も寒い冬も乗り切り易くなるかもしれません(体がほかほかする)。
 

 ゆりストア・百合ヶ丘本店は、昭和35年の創業で、初期のスーパーであると云う点でも、代表的な新興住宅地にあるスーパーと云う点でも歴史的な存在であったと思いますが、残念ながら63年の歴史のある店舗は昨年解体されてしまいました(改築中)。

 

 

 

 

 

 




 

北大阪線開通110年
 

   大正3年8月19日に、野田・天神橋筋六丁目間の、阪神北大阪線が開通して、今年で110年になります。明治末から大正初めの時期は、大阪市電の路線網が急速に拡大していました。大阪市西部の、淀川に近い地域では、大阪市電気局ではなく阪神電鉄が、路面電車の軌道を敷設したのでした。
 

   阪神の軌道線は、以降、大正14年に甲子園線(甲子園-浜甲子園間、昭和3年に甲子園から上甲子園迄延伸)、昭和2年に国道線(野田-東神戸)、昭和4年に尼崎海岸線(出屋敷-東浜)が開通しています。兵庫県東南部で路線を伸ばしました。
 

   阪神軌道線は、大正期から高度経済成長期にかけて、阪神地方の発展を支えてきました。

  

  大変残念ながら、昭和50年5月5日に廃止されました(厳密には5月6日深夜に運転終了)。
 

  以前は、阪神電鉄に関する書物は少なかったのですが、近年は何冊も出版されており、阪神軌道線の光景も多くの写真で振り返ることが出来るようになりました。鉄道ファンが撮影していた写真が、貴重な記録として書物に掲載されています。
『甦る阪神軌道線』のビデオも作成されています(平成9年)。
(もう一つ言いますと、「昭和情景博物館」の食玩では、代表的な軌道線として、東京都電と阪神軌道線が取り上げられていましたね(平成16年)。)
 

   但し、阪神軌道線の乗車、利用に就いての回想を目にすることは余りありません(※)。
 

  阪神国道線は、起点と終点が大阪市と神戸市にあることから、インターアーバンと呼ばれることがあります。乗客の利用に関しては、大阪市内から神戸市内迄乗る人は、恐らく、それ程多くなく、一部区間を乗車する人が多かったものと思います。阪神本線と阪神国道線を、どのように利用していたかは、居住地がどちらかに近いか、通勤通学先や、買い物でよく行くところが、どこであるかによって、人それぞれ異なっていたのでしょう。
 

   なかには、専ら阪神軌道線を利用し、阪神電車と云えば、即ち軌道線の路面電車を思い浮かべる人もいたようです。
 

   阪神地方では、休日のお買い物と云えば、梅田や三ノ宮、元町、天神橋筋六丁目、心斎橋などの百貨店や地下街、商店街に行く人が多いのですが、阪神尼崎に行く人も少なくなかったと思います。巨大な商店街があり、また、スーパーが何軒もありました。ダイエー、ニチイ、イズミヤなどが国道2号線の近くにあったのは、或いは、路面電車の乗客を狙った立地だったのかも知れません。
 
 
 

   阪神バスは、阪神軌道線が廃止された後も、ほぼ同じ路線を走っています。
 

   阪神バスで、阪神軌道線の跡を辿ることが出来ます。阪神地方の名所めぐりも出来ます。機会がありましたら、阪神バスに乗ってみて下さい。







 

 

 

 

 

 

 

(※)例えば、『学校人脈シリーズ 灘中・灘高』、『すかたん学徒動員物語』などに、少しだけ、阪神国道線に触れた箇所があったと思います。私が知らないだけなのかも知れませんが、どうも、書物等で、阪神軌道線に関する回想を目にすることは少ないように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

終戦記念日の行事など                     令和6年8月14日投稿

 

 

 

戦没者追悼中央国民集会……8月15日午前10時25分から
(例年、靖国神社境内で開催されていますが、今年は一般参加者用の座席は設営されません。インターネットを通じて中継されます。)
 
  開会
  

  午前10時半より、昭和20年8月15日の玉音放送を拝聴します。
  
  全国戦没者追悼式の中継(ラジオ第一放送)に合わせて、正午に黙禱、そして中継により、天皇陛下のお言葉を拝聴します。
  
  その間、講演があります。
 

 

 

 

大阪護国神社・終戦詔書奉戴の日祭(英霊感謝祭)……8月15日正午より
 (午後6時より、みたままつりが斎行されます。)


 


(こんにゃく閻魔・源覚寺の汎太平洋の鐘……例年通りですと8月15日正午から午後2時迄、鳴鐘されます。
 汎太平洋の鐘は、元禄3年に源覚寺に奉納された鐘です。天保15年迄、源覚寺で鳴らされていましたが、鐘楼の焼失で、以後は、放置されていたとのことです。昭和12年にサイパン島で南洋寺が開山したのに合わせ、譲渡、移設されました。以後、サイパン島そして周辺海域に、毎朝夕、お寺の鐘が鳴りわたることになりました。昭和16年に大東亜戦争が勃発し、そして戦局は暗転してしまいました。昭和19年7月、サイパン島の軍民が玉砕して、鐘が鳴らされることはなくなりました。その後、行方不明になっていましたが、昭和40年に米国テキサス州で発見されました。昭和49年に源覚寺に帰還し、鐘楼も再建されました。現在では、通例では、8月15日と、大晦日の年越しの時間帯に鳴らされています。
 大東亜戦争で戦没した将兵及び戦火に殉じた民間人、明治期から大東亜戦争末期迄、南洋群島の開拓に尽力し、本土から遙か遠く離れた、かの地で物故した人達を偲んで鐘が鳴らされます。)  

   (記述にあたってはネット情報を参照しています。)

 

 

 

 

 

 

 



 

令和6年夏 阪神地方の行事など

 

 

神戸・祇園祭……令和6年7月13日から20日迄、神戸平野・祇園神社にて(神戸市営バス・平野停留所下車)
 

天神祭……7月24日、25日(混雑が予想されます。テレビ大阪による中継があります。)
 

貴布禰神社だんじり祭り(尼崎市)……7月31日、8月1日、2日
 

住吉大社・住吉祭……8月1日

 

湊川神社・献燈祭……8月22日から26日迄
  (菊水天神祭は8月24日から26日迄)

 

「阪神甲子園球場開場100周年記念 甲子園の足跡(そくせき)~枝川・申川から甲子園へ~」……7月20日から9月1日迄、西宮市立郷土資料館にて(阪神香櫨園駅下車)
  (大正13年、甲子(きのえね)の年に甲子園球場が開場しました。もともとは川が流れていました。甲子園球場の建設のほか、阪神国道の開通、輝く日本大博覧会の開催(昭和11年)、阪神パークの開園など多くの出来事がありました。)

「阪神甲子園球場100周年記念 高校野球写真展」……7月24日から8月20日迄、阪神百貨店にて

「白髪一雄が生きた時代の尼崎」……4月27日から9月8日迄、尼崎歴史博物館にて(阪神尼崎駅下車)
  (大正、昭和、平成の尼崎の歴史を紹介する企画です。現在は閑散としている国道43号線の沿道には、昭和10年代迄、多くの商店が並び、賑わっていました。)
  (「描かれた近世尼崎-絵図にみる城と城下町-」は7月13日から9月8日迄です。)

「おおさか街あるき―キタ・ミナミ―」……4月19日から6月3日迄、大阪歴史博物館にて(終了しました。)
 (企画は終了していますが、街歩きに使える地図がホームページに掲載されています。)
 
「神様をおもてなし~描かれた祭りの風景~」……5月9日から7月25日迄、大阪城天守閣にて(森ノ宮駅、大阪城公園駅下車)

「阪神夏の古書ノ市」……8月21日から26日迄、阪神百貨店にて
 

「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」……7月13日から10月14日迄、大阪くらしの今昔館にて
 

富岡鉄斎「贈君百扇 (君に百扇を贈る)」……7月13日から8月19日迄、高島屋史料館にて
 

「大博覧会展 博覧会を楽しむ20のエピソード」……6月24日から8月10日迄、京都工芸繊維大学美術工芸資料館にて

 

「淀川改修150周年 淀川ものがたり~人と水の150年~」……7月18日から8月30日迄、淀川資料館にて
 

「いきもの図鑑 ~浮世絵から探し出せ!~」……7月6日から9月1日迄、逸翁美術館にて
 

虫展……8月9日から9月29日迄、市立伊丹ミュージアムにて

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

大丸神戸店で昭和レトロ展が開催されています。(元町駅下車)
日程: 令和6年7月5日から21日迄

 

 

昭和30年代から40年代の商店街の情景が再現されています。
懐かしさいっぱいの空間が広がっています。
縁日もあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和6年7月20日投稿

    7月25日 関連情報として記載していた事項は、事項を追加したうえで、次ページに転記しました。