2015/03/31 | 実存の断片たち

実存の断片たち

痛いのは嫌、寒いのも嫌、苦しいのも嫌、虚しいのも暗いのも辛いのも。でも自分はもっと嫌。だけどこのまま救われないのはもっと嫌。他人には自分を救うことはできない。それは依存となるから。だから自己について考えよう。自分を見つめよう。多くのことを書き留めよう。

コヘレトの言葉 2
わたしはこうつぶやいた。
「快楽を追ってみよう、愉悦に浸ってみよう。」
見よ、それすら空しかった。
快楽に対しては、何になろうと言った。
~目に望ましく映るものは余さず試みた。
それが、労苦からわたしの得た分であった。
しかし、わたしは顧みた
          この手の業、労苦の結果ひとつひとつを。
見よ、どれも空しく
風を追うようなことであった。
太陽の下に、益となるものは何もない。