プロフィールに記載されている年収は基本的には源泉徴収票や確定申告書を確認して記載する形になります。
提出して頂く書類は同じですが、人によっても少し見方は変わってきます。
特に自営業と会社経営者の方はプロフィールに記載される金額がたとえ同じ金額であっても中身は全く違います。
その為、年収だけでフィルターをかけてしまうのは少し危険でもあります。
プロフィール上は自営業＝個人事業主（フリーランス等）の年収は売上になりますが、会社経営者の年収は役員報酬になります。
この差はとても大きいです。
個人事業主
売上500万円（年商）※プロフィール上の年収
経費300万円（青色控除込）
利益200万円（所得）
会社経営者
売上2,500万円（年商）
経費1,500万円
内役員報酬500万円（年収）※プロフィール上の年収
給与所得控除後346万円（所得）
利益1,000万円
例えば簡単に書くとこのようなケースの場合はプロフィール上に記載される年収は500万円で同じですが、中身はこのような形になるので最終的に個人に残る金額も異なります。
これだけ見ると会社経営者の方が良いようにも見えますが、事業規模や業種によっても変わってくるので一概にそうとも言えない部分もあります。
会社経営者の場合であっても従業員がいない1人社長の会社も少なくはないです。
今回の例で出した会社の場合はもしも個人事業主だったら年収2,500万円とシステムに公開できます。
しかし、システムに公開できる年収は役員報酬の500万円のみになります。
1,000万円以上の男性を探している女性の場合、検索の時に1,000万円以上でフィルターをかけてしまっていると、自分の理想の倍以上の年収（年商）がある男性を見つけることはできません。
1人社長と個人事業主の何が違うのかは色々あり、一番分かりやすいのは税金の部分ですが、仮に2,500万円を1人で稼いでいるなら個人事業主の売上2,500万円よりも会社経営者の年商2,500万円の方が税金面でもメリットは大きく、役員報酬が設定できるなど節税の幅も広がります。
会社経営者の場合は事業規模などをプロフィールで把握するのは難しいですが、個人事業主の場合は昨年の売上が年収としてプロフィールに記載されるのである程度の事業規模は把握できます。
私は前職で10年間、個人事業主の確定申告書や法人の決算書などを審査して分析したり会社経営のリアルを知ることができる組織（金融機関ではないです）にいたので、この業種でこの規模はすごいな、これだとちょっと不安だなというのも分かります。
これから開業する個人事業主や法人から潰れていく企業なども毎日のように現場で見てきたので、このような部分は敏感でもあります。
女性会員様の相手を見極める時も当時の経験を活かしながら私の方で客観的に将来性なども見ていきながら会員様には忖度なしで伝えるようにしています。
これは事業主に限らず、会社員の方や公務員の方などにも同じことが言えます。
この年齢でこの職種でこの年収…仕事ができる方なんだな、将来性があるなと思う時もあれば、大丈夫かな…と不安になる時もあります。
これは年収だけで判断しているのではなく、職種や経歴なども見ているので一概に年収が低いから不安という訳ではありません。
詳細にプロフィールに記載している方については私も分析しやすいですが、何もこのような部分に触れていない方は不透明な部分もあるので、記載されている材料だけで見ていくしかないのですが、何となく分かる部分もあります。
綺麗ごと抜きにして結婚に仕事やお金は大切な部分もあるので、特に女性会員様のお相手を探す時にはこのような部分は意識しています。
だからと言って、私は年収でフィルターをかける訳ではなく、年齢や職種なども考慮して現状の目先のことだけでなく、長い目で考えるようにしています。
会社員と公務員も額面の金額は同じでも長い目で見たら中身も変わってくることもあります。
普通の会社員同士ならそこまで大きな差はないことも多いですが、個人事業主や会社経営者の方については十人十色の部分もあり、公務員などと違って保障がない分、リスクも大きいので慎重に見極めるようにしています。
会社員や公務員の場合は一過性の要因で年収の増減がある場合は少ないですが、事業をしている方は一過性の要因で売上に大きな波が生じることもあるので、プロフィールに記載されている年収（昨年）がたまたま物凄く伸びた・落ちたという可能性もあります。
多くの業種は基本的には売上は毎月計上されるのが通常ですが、そうではない業種も世の中には存在します。
例えば、小さな不動産売買業を営む会社の場合、毎月売買が発生するとも限りません。
年間の売上が1億円あったとしても1回の売買だけの1億円かもしれないし、5,000万円の売買を2回行った1億円かもしれません。
1回の売買なら売上計上されるのは12ヵ月の内、1ヵ月だけ、2回の売買なら12ヵ月の内、2回だけになります。
これは職種柄なので全然問題ないですが、もしこの予定していた売買が無くなってしまった時は売上が0円になります。
法人の場合、利益が出ていなくても法人税が発生するし、自分の役員報酬や従業員がいる場合の給料なども手許資金から抽出しなければいけません。
もしこのような年が続いてしまうと廃業してしまうリスクも高まります。
私は実際にこのような会社も何度も見てきました。
このようなことを書くと事業をしている方は不安だと思われるかもしれないですが、確かに事業主である時点で不安であることには間違いないです。
だからと言って、ダメと言う気持ちは全くないし、私自身も会社経営者なのでむしろ婚活だって応援したいし、会社経営者の方のプロフィールを見て、すごいな、自分ももっと頑張ろうという気持ちになります。
会員様の中にも個人事業主の方や会社経営をされている方もいるので、婚活以外のこのような話もたまにする時もありますが、私の中ではこれも好きな時間です。
婚活の話をしている時は不安そうな声や表情の方もいますが、仕事の話をしている時の活き活きした姿を見るのもすごく楽しいです。
これは仕事に限らず、趣味や好きなことの話をしている時にも同じことが言えます。
また、会社経営者の中には年商が数千万円以上あったとしても役員報酬は360万円に設定して会社のお金を残しておくことを重視している方もいます。
このような方はシステムに公開される年収は300～400万円になりますが、実際は大きな会社の社長ということもあります。
この会社の業種が廃業リスクの低い会社であれば、将来は安泰です。
1つ例を出すとすれば事業基盤が確立された不動産賃貸業であれば、よっぽどのことが無い限り、廃業リスクはないし、孫以上の世代までも安泰だと思います。
また、普通のサラリーマンの方や個人事業主の方の中にも給与や事業の収入とは別に収益物件を所有している方もいて、家賃収入が給与収入よりも多い方もいます。
プロフィールに記載している方もいれば、お金で選ばれたくないという気持ちから給与収入だけ記載している方もいます。
また会社経営者の方の中や個人事業主の方は本来であれば職業を経営者なら『経営者・会社役員』、個人事業主なら『自営業（会社組織・個人事業）』にしなければいけないと思いますが、業種で公開している方もたまに見かけます。
この場合はプロフィール文章を読まなければ分かりません。
会社経営者の方がこのようにしているのは会社経営＝イメージが悪いみたいな思いがあるのかもしれませんが、そんな風に思わずに堂々と経営者と記載した方が良いかなと思うし、個人事業主の方がこのようにしているのは、所得が低いのかフリーランスの方なら身バレ防止などもあるのかもしれません。
嘘を記載するのはダメですが、嘘ではないので相談所の判断なのかなとも思います。
先程も書いた給与や本業収入の別に家賃収入などがあってもその部分は記載しないという方については、本当よりも多く載せていたら大問題ですが、本来よりも少なく記載をしているので、これについては各々に事情などもあると思うのでこれも相談所の判断になると思います。
ただ、年収を記載する上で絶対にいけないことは本来の年収よりも高い金額を載せることです。
これはたとえ1円単位でも絶対にダメです。
たとえば、年収が4,999,999円だったとして、この場合は400～500万円になってしまいますが、500～600万で記載したい気持ちも物凄く分かるのですが、400～500万で公開しなければいけません。
ただ、このような場合の多くは年収詳細で499万円と記載していると思います。
499万円と500万の差は1万円のみなので年間で考えれば大きな差はないです。
しかし、このような場合も検索をする時に500万円以上でフィルターをかけていたら、この方を見つけることはできません。
もしもこの方が他の部分も全て自分の好みと一致していたらすごく勿体ないと思います。
たまに会員様からも『いつもと違う感じで検索したら素敵そうな方を見つけました！』『申込したのでよろしくお願いします！！』みたいな連絡が来る時もあります。
ただ、私も他社の会員様のプロフィールを見ている時にこの方は本当に会社経営者なのか？個人事業主なんじゃないのかなと思うような時もあります。
会社経営者と個人事業主は全く別物でたとえ1人社長であっても法人と個人は別人格です。
あまり疑った目で見るのもよくはないのは分かっていますが、なんとなくそんな風に感じることもあります。
また、個人事業主で年収（売上）と所得が同額の方もたまに見ますが、どういうことなのは不思議です。
年収と所得が500～600のカテゴリーで同じなのは例えば、売上580万円、所得510万円というケースもあると思うで正しいですが、詳細欄に両方とも550万円と書いてあるような方もいますが、これって本来ありえないと思います。
全く何も経費が掛からない事業で白色申告なら可能性は無くはないですが、もうそうだったとしても事業の基本を理解しないで事業しているのかなとも思うので会員様の相手としては不安しかないです。
しかし、このような方も恐らく実態は違うと思うので、このようなプロフィールを公開しているというのは相談所が理解をしていないのだと思いますが、自分も同じ事業主のはずなのに不思議です。
これはミスだとしても絶対にしてはいけないのは本来の売上よりも高い金額を記載することです。
たとえば、給与で550万円だったが、この年に株を売却した売却益が50万円発生した。
この場合、550万円＋50万円の＝600万円と記載することはできません。
売却益のような株式収入は資産として計上はできますが、安定した収入ではなく、一過性の要因の為、年収として扱うことができません。
宝くじで1億円当たったから年収1億円と言えないのと同じことです。
この場合は500～600万円というカテゴリーで年収を公開しなければいけないので、600～700万円にすることはできません。
このぐらいは普通の相談所なら理解していると思いますが、念のために書いておきました。
また、私は年収だけでなく、会員様が求める条件に対して、妥協した方が良いとかこれまで一度も言ったことはないし、私はむしろ妥協なんかする必要はないと思っています。
会員様が求める理想がどんなに高くても私はそこを一緒に掴みに行きたいと思います。
無料相談の時などもたまに『1,000万円以上は絶対に欲しい！！』みたいなことを言われる時もありますが、ハッキリと言われると逆に気持ちいいなと思います。
しかし、年収が高い男性は人気でもあり、競争率も激しいので、タイミングなども含めそんな簡単には掴むことができないという現実もあるので、そこは理解して、ちょっとやそっとのことじゃ諦めない強い気持ちが大事です。
これは女性が男性に求める年収だけでなく、男性が女性に求める年齢にも同じことが言えて、年齢差が離れれば離れるほど難しいという現実もあります。
先程も書いたように私は会員様が求める理想を一緒に掴みに行くという気持ちは常に強く持っていて、妥協なんか本当にしなくて良いと思っていますが、現実的ではないことに対して、難しいとハッキリ伝えます。
例えば、20代前半の女性が同じ年の男性で1,000万円以上の年収が良いと言われたら、IBJにはそんな男性は登録していないので、そのような方はいないと伝えるし、60代以上の男性が20代の女性が良いと言われたら、宝くじが当たるよりも難しいと伝えます。
それでもやるんだ！って気持ちがあるのであれば私も全力で一緒に頑張るけど、ちょっとやそっとで心が折れたり諦めるようであれば、自分がそこを掴めるレベルに達していないという証拠です。
求める条件の大小問わず、幸せな結婚を叶える過程の中には1人1人、本当に色々なことがあります。
嬉しいことや楽しいことだけでなく、辛いことや苦しいこと、悲しいことや悔しいことだってあります。
そういう時は弱音や愚痴だって我慢せずいくらでも吐き出していいです。
私はどれだけでも話を聞きます。
泣きたい時だって我慢せずに涙が枯れるまで泣いていいです。
会員様の感情全て私が受け止める。
掴みたい幸せや叶えたい夢を持つのはすごく良いことだし、こうなりたい！幸せになりたい！って気持ちが本気だからこそ、時には傷付く時や辛い時もあります。
このような経験をしてきたからこそ、叶えた時や幸せを掴んだ時の喜びや嬉しさも大きくなります。
これまでご成婚退会された会員様の中にも『1,000万以上が良い！できれば1,500万！！』と気持ちいいぐらい元気に言っていた方も本業だけで1,800万ぐらいの方と幸せな結婚を叶えた方や『10歳ぐらいは年下が良いです』と言っていた会員様も一回り以上も年下の女性と幸せな結婚を叶えた方もいます。
年収も自分の理想の倍以上の方と結婚した方達や15歳年下の方と結婚した方達もいます。
私は個人的には年収や年齢が全てではないという気持ちがありますが、会員様がそこを求めたいならそこを掴むための戦略を考えることもできます。
何をもって幸せなのかは1人1人様々であり、自分の価値観を押し付けるような相談所もありますが、私は会員様に対してはそんなことはしないです。
会員様1人1人が追い求める幸せを私も一緒に掴みに行きます。
そして、必ず叶えると私はいつも心に強く誓います。
理想が高いのかな…、どうせ無理なんだろうな…、という気持ちを抱えている方もいると思いますが、自分の叶えたい！って気持ちが本物であれば、叶えられると思います。
誰に何を言われようが、欲しい物は欲しい！叶えたいことは叶えたい！で良いと思います。
誰かのために結婚するんじゃなくて、自分が幸せになるための結婚です。
私は会員様に対して、ただ単に結婚して欲しいという訳ではなく、永遠に続く幸せな結婚を叶えて欲しいという思いがあります。
その為にも男女問わず会員様のお相手を探す時や選ぶときなども自分のことのように、自分の家族のことのように、いつも真剣に考えています。
相手が好印象だって！もうこの人と結婚しちゃいなよ！なんて気持ちは私には一切ないです。
成婚料が欲しいからって上手く言いくるめて無理やり結婚させようなんて気持ちなんか理解したくもないです。
会員様に幸せな結婚を叶えて頂く上で何よりも大切なのは会員様の気持ちです。
私も会員様の背中を押すことはあっても無理やり言いくるめるようなことはしたくてもできないです。
たまには真剣交際の終盤に入っている中で会員様の気持ちがやっぱりこの人ではないとなってしまう時もあるけど、私は別に会員様を責めたりしないです。
ここまで来て破談になるというのはもちろん言われた側も辛いと思いますが、交際終了を告げる側だって辛いと思います。
目の前にあった結婚が自分の気持ちの変化でダメになってしまうと自分に自信が無くなってしまったり、自分を責めてしまう時もあるかもしれませんが、そんな風に思う必要はないです。
ここまで進むことができたという現実に自信をもって、こんなに真剣に考えて自分の幸せな未来の為に辛い決断をすることができた自分を褒めてあげて欲しいと思います。
このような時にも自分のことで一杯一杯なのに、私に対しても先方の相談所との関係とかを心配してくれる会員様もいますが、そんな心配もしなくても大丈夫です。
年収や年齢だけでなく、結婚に対して求めることなどは本当に十人十色ですが、会員様全員に共通している気持ちは『幸せな結婚を叶えたい』という気持ちです。
会員様1人1人の気持ちに寄り添っていきながら会員様と一緒に活動していく先にある会員様1人1人の『幸せな未来』を私は会員様と一緒に見たいです。
その為にも私は会員様1人1人のことを本気で全力サポートしていくという気持ちは誰にも負けないです。
会員様全員の幸せな未来を私はいつも本気で願っています。
会員様全員が幸せな結婚を叶えられると私は本気で信じています。
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