こんにちは。
横浜婚活・結婚相談所センターの北川です
今日も私のブログを訪問くださりありがとうございます。
感謝、感謝でございます
今年も多くの成婚者が誕生する季節がやってきました
そこで、過去に投稿した記事を改めて投稿してみることにしました。
こんなことも起こり得るのだと言うことを、頭の片隅に入れておいてくださいね
きっと何かと役立つと思いますよ。
以下が過去に投稿した記事です
婚約不履行の被害に遭ったら（過去記事）
昨日は、夜に当センターの会員様と一緒に
日頃からお世話になっている弁護士先生の所に行ってきました
行政書士の辛いところで、争いになると私どもでは対応できないんです
これは弁護士法で定められているからです。
というわけで、争いになった時点で、引き継いでくれる
弁護士先生の存在は行政書士にとっては欠かせないのです
今回弁護士先生の所に行ったのは、
現会員のA子さんが私の相談所に入会する前に
入会していた大手結婚相談所で出会った男性から婚約破棄された件について
今後の対応方針を協議するためでした。
この事実関係については、今後の対応に影響するので書きませんが、
婚約破棄に係る争点と取るべきポイントについて皆様の参考にしていただきたく、ご紹介させて頂くことにしました。
婚約不履行で問題となるのは主に次の3点です。
- そもそも法的保護を受けるべき「婚約」は成立しているのか？
- 婚約破棄の理由は正当か？
- 「婚約破棄」ではなく「合意解除」ではないのか？
この3点について経緯を明らかにしておく必要があります。
民事訴訟は証拠の有無でその結果が大きく左右されてしまいます。
証拠がないと、水掛け論になってしまいます
当事者片方の主張だけを聞いていると、
いかにもその方の言い分が正しいように映ります。
これは、本人が事実を誇張したり、自身に有利になるように
話しを作ってしまうからです。
昨日も元会員様の夫婦間で大きなもめごとがあり、
それぞれのお話を聞いたのですが、
お互いの主張は根底から食い違い、
何が真実なのかはまるっきりわかりませんでした。
このような状態で訴訟にもっていったところで、
原告の主張を裏付ける証拠がなければ、
いくら自分が正しくても、
決して裁判では勝てないのです。
ですから、結婚相談所に入会して、
成婚退会できそうな方と出会ったら、
婚約不履行が起こるかも知れない
と考えて、少しでも証拠を残しておくことが大切なのです。
ですが、人生に後光が差し、万事が絶頂のときには、
そんなことは微塵も考えもしないですよね
ですが、転ばぬ先の杖ではないですが、
人生は常に「一寸先は闇」
そのような考えも頭の片隅に残しておくことが大切です。
それこそが自身の身を守ることになります。
昔、私が民事訴訟を担当していた時も、
「事実関係はメモでも何でも良いので必ず残しておくこと！」
このように指示していたことを思い出しました。
本題に戻りますが、
婚約不履行で問題となる次の3点についてのアドバイスです。
- そもそも法的保護を受けるべき「婚約」は成立しているのか？
- 結婚相談所の契約書を保管しておきましょう。そもそも、どのタイミングを成婚退会と言うのか。
- 通常はプロポーズをもって成婚退会とするのが一般的ですが、中には、単に交際期間3か月で成婚退会と規定している場合があります。
あなたの相談所の成婚退会の定義をよく把握しておいてくださいね。
成婚退会したからと言って、成婚退会の定義が単に「交際期間の到来」では「婚約」は成立していません。
これは入会すべき結婚相談所選びにも繋がります。
- 成婚退会料支払いの際の領収書、振り込みの場合は必ず通帳から振り込みましょう。
- 現金で振り込んだ場合は、振り込みの控えを確実に保管しておきましょう。
- ただし、成婚退会の定義が前述した「単なる交際期間」であったなら、この成婚退会料の支払いは何の証拠にもなりませんから注意が必要です。（成婚＝婚約であれば、慰謝料とは別に成婚退会料もお相手に請求できます。）
- 結婚を約束したら、必ず双方のご両親に結婚のご挨拶に行ってください。
- 当時の様子を日記に残して置いたり、家族で記念写真を撮って置いてください。
- 日記に残す際は、お相手のご両親からどのように言われて祝福されたのかなども事細かく記しておいてください。
- 出来る限り、入籍日も決めておきましょう。（口頭で決めたのであれば、その後、LINEやメールで〇月〇日の入籍日が待ち遠しいなどと残しておいてください。）
- プロポーズの際には婚約指輪を買ってもらうようにしましょう。（プロポーズの際には婚約指輪を貰うことを絶対にお勧めします。たまに遠慮される方がいますが、決して邪魔にはならないので、婚約の記念におねだりしましょう。それこそが今後の自分自身を守る武器に繋がります。）
②婚約破棄の理由は正当か？
- 不貞を働いた
- 性病を持っていた
- 性交不能であった
- 妊娠できないことを黙っていた
- 精神疾患があることを黙っていた
- 同性愛者であった
- 異常な性癖を持っていた
- そのほか、健全な結婚生活を送るのに重大な支障があった
あなたにこのようなことがあった場合には相手方に正当な婚約破棄の理由があったと判断されます。
これ以外の理由での婚約破棄は基本的には認められません。
ですので、相手が別れようと言ってきたら、その理由をLINEやメールを使って、しっかり伝えてもらうようにしましょう。
電話の場合は、しっかりと録音しておきましょう。
これらをしっかりと残しておくことで、後日、相手に正当な理由があったのか否か、
即ち訴訟になった際に勝てる見込みがあるのか、そうでないのかが判断できます。
③「婚約破棄」ではなく「合意解除」ではないのか？
「俺からの別れ話に納得したじゃないか？だから婚約不履行ではない。」
大概のお相手がこのような主張を展開します。
ですから、お相手がなんらかの理由をつけて、婚約解消を告げてきた際に、
もし、あなたが納得できないのであれば、決して「わかった」などと言ってはいけません。
その場では、「納得できない」そのように伝えて別れ、
以降はメールやLINEでやり取りをして、別れの理由を明確ににして、記録に残す事が大切です。
そして、あなたは一貫してお相手の申し出に合意してはいけません。
このメールやLINEの記録こそが後々重要な証拠となるのです。
私は、人間の純真な真心を弄ぶ人間を断じて許しません。
私が、県警からこの業界に移ったのも、
すべての人に安全・安心な婚活をしていただき、
結婚を望む多くの独身者に結婚して欲しい、
そして、成婚退会後も幸せな夫婦生活を送って欲しいからです。
結婚はゴールではありません。
結婚は新たな人生のスタートにすぎないのです。
ですから、私は、会員様が成婚退会された後もしっかりと寄り添うようにしています。
ですが、単なる言い争いは、泥沼になるだけで、
真実は闇の中に葬り去られてしまいます。
すると、適当なアドバイスもできず、何ら解決策を見出すことが出来なくなります。
昨日のご夫婦を見ていて痛感しました
ですから、
いつまでも仲睦まじいご夫婦であるために、
私は、夫婦交換日記を提案します
文書にすると思わぬ本音が語れたり、
思わぬ愛情を知ったりすることが出来ます。
そして、なにより、どこで話がこじれ、
どちらが違っているのか客観的にも解るようになります。
ですから、面倒くさがらずに、是非、夫婦間で交換日記をつけるようにしてみてくださいね
ここまでが、過去に投稿した記事でした。
さて、本題は以上ですが、1月入会者の無料相談を受け付けています。
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