悟りとは?そして悟りと相対性との関連とは? その1~神の視座に立つ | 龍安寺先生と護国寺君~アインシュタインと般若心経

龍安寺先生と護国寺君~アインシュタインと般若心経

潜在意識の力に気付いたけれど、
まだ科学を捨てきれない人のための、
量子物理学と心理学と哲学と宗教のお話です。

龍安寺「護国寺君」

護国寺「はい」

 

龍安寺「やっとゴールデンウイークも明けて、今日から忙しい日々がまた始まったね」

護国寺「昨日すでに始まってますけど。完全に連休ボケですね」


龍安寺「話を戻そう」

護国寺「どこにですか?」

龍安寺「君は苦しみを感じたことはあるか?あるいは悲しみを感じたことは?」

護国寺「そりゃたくさんありますよ。好きだった子が僕の友達と付き合ってたとか」

龍安寺「なるほど、それは切ないな。で、その結果どうなった?」

護国寺「どうもこうもありませんよ。悔しさと哀しさで枕を涙で濡らしました」

龍安寺「またクラシカルな表現だね」

護国寺「いけませんか?」

龍安寺「いや、それでいい」

護国寺「そうですか。それでいいんですか」

龍安寺「そうなのだ。それでいいのだ」

護国寺「バカボンのパパ……」

龍安寺「彼のこの有名なセリフは、バカボンのパパが最高の師匠である証拠だ」

護国寺「どういうことですか?」

龍安寺「これでいいとすべてを受け入れる、それは禅の心だからだ」

護国寺「すべてを受け入れてしまっていいんでしょうか?」

龍安寺「神はすべてを受け入れる。なぜなら神は無条件の愛だからだ。愛はすべてを赦し、すべてを受け入れる。だから君も友達に女を取られたことを受け入れることだ」

護国寺「ゼッタイやだし。仏教に神様は出てきませんし」


龍安寺「すべての宗教は同じことを言っていると教えただろ」

護国寺「確かにそう教わりました」

龍安寺「愛はすべてを赦す、とおトキさんも歌ってる」

護国寺「誰ですか?」

龍安寺「知らんのか?」

護国寺「知りません」

龍安寺「おトキさんと言ったら加藤登紀子さんに決まってるじゃんかコラ」

護国寺「知りませんってば」

龍安寺「あのアルバムは素晴らしい出来だった。今はなかなか手に入らないようだ」

 

護国寺「先生、遠い目はやめて話を進めてください」
 

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意外と簡単に見つかりました。


龍安寺「目の前の出来事をすべて受け入れるということはつまり、神の視座に立つということだ」

護国寺「はい?何言ってるんですか?」

つづく

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