※前回の続き。
竜神様の姿を見て、
腰を抜かした若者は、
自分のせいで、竜神様
が怒ってしまったと思い、
怒りを静めてもらうため、
必死で謝った。
そうしたら、沼の周りを飛び回っていた
竜神様が若者に、
「この沼に何百年も住んでいた。
そろそろもっと大きな沼に
移りたいのだが、
そこの桂の木が邪魔で、
何をしても出られない。
先ほども、竜巻を起こして
その勢いで抜けだそうとしたが、
やはりダメだった。
若者よ、その桂の木を伐ることは
できないだろうか?」
若者がそれを聞いて、すぐ邪魔になっていた
桂の木を切り倒したら、
竜巻と一緒に竜神様は
上空へ昇り、
南の大きな沼に飛んで行きました。
そうして竜巻でちぎれて
できた島が、浮島なのです。
この伝承の中にある、
南の大きな沼が、
どこの事なのか気になり、地図を見て
せたな町の南側周辺を調べても、
該当しそうな場所は、見つからない。
それならばと、もう少し広い範囲で
地図を調べると・・・・・・
あった。
南というよりは、南東になってしまうけど、
ここよりも、大きな沼。
北海道・道南、
駒ヶ岳ふもとの、大沼。
しかも関連性があるかわからないが、
竜神様をお祀りしている神社が、
2ヶ所ある。
※あくまで私の洞察・推理です。
違っていたら、ごめんなさい。
ちなみに、浮島公園を散策したときに
起きた不思議な出来事。
竜神様のお堂を探していたら、
数十秒間だけ、
天気雨が降りました。
・・・・・・こういう奇跡、本当に
起きるのね・・・・・・(T^T)
縁ある人達が、良きご縁に
恵まれますように。