書家 龍和 公式ブログ 

書家 龍和 公式ブログ 

臨在主義・臨在アートを提唱する 
書家・龍和のオフィシャルブログです。


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脳開発書道™とは、「書道を通じて真に社会に役立つ人財を育成する」
という理念からはじまった講座です。
特徴は、書道と右脳開発を合体させた"日本初"にして"唯一"のメソッドです。
師範講座では、瞑想・深呼吸・イメージ法™など、
従来の書道教室では決して学ぶことのできない能力開発法も学びます。
講座を通して、あなたの書道の技術にとどまらず、
心身の健康と豊かなライフスタイルの実現を目指します。
また、今後書道を通して社会をよりよくするべく、全世界に教室を開設します。
ご協力くださる方を募集しています。
 

 

【右脳開発書道™ 資格講座の特徴】

国内初・唯一書道と能力開発を同時に学べるカリキュラム。
書道の専門知識(指導法、書の歴史など)と技術を体系的に学ぶプログラム。
専任の講師に個別で学び、各人の技量に応じたきめ細やかな指導なので安心。

 

 

 

【資格の内容】

専門知識と実技技能を習得する。
②幼稚園児~小学校低学年へのアシスタント指導が可能なレベルを目指す。
中級師範の受講資格を得る。

 

 

【講座の目的】

◎書道を通して、心が満たされる豊かな人生を送る。
◎右脳開発を通して、潜在能力を引き出し、仕事や学業の可能性を広げる。
生涯学習として人生の学びを深める。
◎芸術的感性や教養を高めることで国際的に活躍する人財を育成する。

 

 

【受講のメリット】

書道の基礎から専門的な内容までしっかり学べる。
師範資格を取得でき、書道教室を開くことができる。
潜在能力を引き出す「イメージ法™」が学べる。
・能力開発を通して、仕事や事業、人生がより豊かに発展する。
・趣味、教養といった生涯学習を修められる。
精神修養、芸術的感性を高められる。

 

 

 

【この講座の魅力】

日本で唯一のメソッドである。

・未経験からでも師範を取得できる。

・受講日程を自分で柔軟に設定できる。

超少数制でみっちり学べる。

個別の丁寧なサポート

・書道団体にありがちな人間関係のしがらみや年功序列がなく、のびのび学べる。

 

 

【このような方におすすめ】

師範資格を持っているが、活用できていない。

  →教室を開校したくても、どうしていいかわからない、差別化に悩んでいる、

    そんな有資格者の方へのサポートも行っています。

        国内唯一のメソッドのため、差別化につながります。
 

子ども(教育系)や高齢者(介護福祉系)に書道を導入したい

  →子どもには能力開発、高齢者には脳力維持、健康増進などの効果が期待。 
 

書道を途中でやめてしまった、もう一度学び直したい。
  →A会で10年学んだけれどやめてしまった。そんなあなたに。

    大手書道団体にありがちな上下関係、年功序列もなく、のびのび自由に学べます。

 

初心者だが、師範資格にチャレンジしたい。

  →あなたの新しい挑戦を誠心誠意、全力でサポートします。

 

潜在能力を引き出して、事業や人生をより発展させたい。

  →能力開発は、実生活においてその効果を発揮します。

 

◎趣味教養として取り組みたい。

 →AI(人工知能)の時代が来るといわれています。

   人間らしさとは?にますます焦点があてられる時代。書道にそのヒントがあります。

 

 

 【応募要件】どちらかを満たすこと

1、これまでに書道の経験(1年以上)がある方
2、講座に真摯に取り組み、学んだことを自身の事業や人生に活かせる方

 

 

【スケジュール】
自身の都合のつく日程を提出する。当協会と相談の上、予定を策定し、月1~2回の通学。自宅学習あり。
 ・所定のカリキュラム25時間を約1年で受講。※最大受講期間2年間。2018年12月~2020年11月
 通信講座(skype)受講可。
   課題添削は郵送・オンラインでします。
    通信であれば、遠方での受講もできます。(当協会は京都市)
    2018年現在、関東方面、海外(ドイツ、ニューヨーク)の受講生もおられます。

●定員  原則 個別指導締切  残2席 ※定員に達し次第終了 
 
・体験レッスンは随時。希望者はご連絡ください。
https://ryou-wa.com/shogei-org/contact/会場  国際書芸協会 
     JR丹波口駅より徒歩5分 阪急西院駅より徒歩15分
     京都市下京区中堂寺南町134 (公財)京都高度技術研究所8階
     

 

 

【講座の流れ】

受講 → 各回課題提出 →   試験合格対策  → 受験  →  修了・合格 → 資格認定

試験合格者に国際書芸協会認定 "初級師範" 資格を認可。




【カリキュラム】      
1.書道基礎 ・道具について   
通学2時間   自宅学習10時間
・姿勢について
・基本の線・点・画
・美文字の原理と法則
2、毛筆実技①           
通学6時間   自宅学習30時間
・ひらがな書法①~③
・カタカナ書法①~③
3.毛筆実技②           
通学3時間    自宅学習15時間
・漢字書法①~③
4.毛筆実技③                       
通学4時間     自宅学習20時間
・漢字とひらがな①~④
5.イメージ法™                       
通学2時間     自宅学習5時間
・イメージ
・イメージ法Ⅰ
・右脳開発法Ⅰ
6.硬筆実技 ・筆記具の選定法   
通学4時間      自宅学習8時間
・硬筆法①~③
7.お手本の作成                       
通学2時間      自宅学習10時間
・お手本作成法①
8.まとめ                                 
通学2時間      自宅学習5時間
・まとめ
・試験対策

 

 

 

【受講生のお声】
とても奥深い書道の世界を楽しく学ぶことが出来ています。
これからもご指導よろしくお願い致します。(大阪府 男性)

数年前に書道をやっていたが、もう一度やってみたくなり受講を決意しました。
先生の文字を拝見し、また趣旨に賛同しました。
これからもしっかり学んで行こうと思っています。(京都府 女性)

過去に書道団体に所属していたが、自分より年上の先輩が多く、
恐縮することが多く、肩身が狭かった。自由な雰囲気がいい。(大阪府 女性)

NewYorkに住んでいますが、なかなかいい先生がいないため、あきらめていました。
今はとても充実して学べています。Skypeでのレッスンはとても便利ですし、
自分のペースで出来るのがいい。     (NewYork在住 女性)


【学 費】
184,000円(税込)  ※消費税は2019年1月より別途加算される予定

お支払い方法
【一括ご納入 (ゆうちょ銀行)】
【分割ご納入 (ゆうちょ銀行または現金) 】
受講お申込時:分納初回(19,000円)をご納入
↓
翌々日、講座に関する教材・書類をお受取り
残り165,000円を翌月末から
例
A:分納 3回×55,000円
B:分納 6回×27,500円
C:分納 11回×15,000円

【クレジットカードご納入】
書類、教材のお受取り時、ヤマト運輸配達員にカード支払い
(分割回数はカード会社に確認してください)のお手続きをしてください。
「ヤマト運輸 教材お届け時クレジットカード払い」について
学費ご納入方法

その他:安心・安全なPayPalお支払いもご利用いただけます。

 

 

【学費に含まれるもの】

 ◎ 所定のカリキュラム+個別指導
 ◎ テキスト代
 ◎ お手本代
 ◎ 最大2年間の受講期間
 ◎ 課題添削
 ◎ 試験の合格対策
 


 


【FAXでのお申し込み】
受講申込書(PDF)

 

受講約款(PDF)

 

 

 

 

【講師】

国際書芸協会 代表理事   書家・理念創筆家 山村龍和(Ryowa)
7歳より書をはじめ、中国と日本古来の書法を学ぶ。
10歳の頃より、古神道をはじめとする宗教や哲学、心理学を学び、人生の根源的な問いや、
より善く生きるための原理について研鑽を重ねる。
2017年より日本で唯一の右脳開発と書道を融合させたメソッド、
「右脳開発書道™」を普及する国際書芸協会、代表理事に就任。
また、理念経営の重要性を提唱し、理念創筆家として、数多くの有名企業の理念を毛筆で手掛ける。
独自の芸術観「臨在主義」を提唱し、「書を通じて心が満たされる社会」を創造するべく、
日夜邁進している。

◆メディア出演
・2011.9.23  yahoo!ニュース 個展「龍和展」 報道
・2011.12.11 TV朝日「新婚さんいらっしゃい!」
・2012.2.16  TBS系「ひるおび!」
・2014.8.8   TBS系「ごごネタ!」
・2017.5.7 KBSニュース「お宝祭」報道
・2017.8.9 ABC系「なら≒デキ」

◆展覧会
・2011年龍和展 芝田町画廊
 ゲスト対談 将棋棋士 羽生善治氏
・2012年 MATSURI in NewYork
・2013年 ArtExpoNewYork2013
・2014年 日本の書展

◆対談(敬称略順不同)
羽生善治(将棋棋士)
明和政子(京都大学大学院教育学研究科教授 東京大学客員教授)
塩見直紀(半農半X研究所所長)
 

 

 

❖ お問い合わせ

国際書芸協会 本部
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134 (公財)京都高度技術研究所8階 8D10
TEL 075-322-0126 FAX 050-3606-0585
お問い合わせフォーム https://ryou-wa.com/shogei-org/contact/

 

●協会理念

 

 


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京都府立図書館の駐輪場にひっそりと建っている石碑があります。
幕末の志士として有名な、吉田松陰の詩を彫ったものです。

 

松陰の著「長崎紀行」によると、江戸から長崎への途上、

嘉永六年(1853年)10月2日に京都御所を拝した時の作です。
当時は、朝廷の権力も権威も地に落ちていたころです。
それを嘆き、いつの日か、天皇の権勢が復活する世の中が見たい、

という内容が書かれています。

山縣有朋の父、山縣有稔のために書き下ろし、明治15年になって天覧され、

皇室に献上されました。
また、その後、松陰の五十回忌にあたる明治41年、

京都府教育会有志たちによって、石碑になりました。

 

 

それにしても、吉田松陰の書を見ていると、すがすがしい気持ちになります。
じっと見つめると、この時代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚になります。
この石碑は楷書体で書かれていますが、ところどころに行書や草書がちりばめられています。

この書を書いたのは獄中であったということですが、

その中でこれほどの書を書いた胆力にははたはた頭が下がります。

また、全体的に右上がりの勢いのよい書体です。

筆跡心理学では右上がりのきつい文字を書く人は誇りが高い人だと分析するそうですが、

松陰も誇り高い、高潔な人物だったのだと、この書が物語ります。

 

落款に、「二十一回藤寅」 とあります。

藤寅は松陰の名前ですが、「二十一回」とは何でしょうか?
これは、「生涯に二十一回猛々しい行いをする」という松陰の思想を表しています。


二十一回という数字に関しては、

吉田松陰の姓である「吉田」から来ているという説があります。

「吉」の字を分解すると「十一」と「口」になり、

「田」の字を分解すると「口」と「十」になります。 
「十一」と「十」、あわせて「二十一」、 「口」と「口」をあわせて「回」になります。

松陰の実家の姓である「杉」の字を分解し「十」「八」「彡(三)」の三つの数字に見立て、 合算すると、これもまた「二十一」になります。
 

自分の2つの姓にちなんで、生涯の決意をしたんですね。

 

松陰はこれまでに
①東北旅行のための脱藩
②藩主に意見具申したこと
③ペリー来航時の密航「下田渡海」


の3回「猛」を発したとの考えを示しています。

 

余談ですが、松陰という名前は、松陰より50年前に勤皇思想を説いた

高山彦九郎の戒名、「松陰以白居士」からとったものだという説があります。
しかし、生家のある松本村からとったという説もあり確証はありません。

 

京都には隠れ文化財がまだまだ至る所に点在しています。

またおいおい紹介させてください。

松原橋から臨む秋の鴨川 水が豊かに流れています 奥に見えるのは比叡山

 

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石碑の訳
京都は山河にかこまれ、おのづから他とは異なる地になっている
江戸へ来てからも、一日としてこの神聖な京都を思わぬ日はない
この朝身を清め御所を拝した
政治に無縁のわたしも悲しみのあまり動くことができない
というのは朝廷の権威と権力が地に落ちて昔に戻ることはなく
周囲の山河だけが変わりなく残っているのがいたましいからだ
もれうけたまわれば、今上天皇は最上の徳をお持ちで
天を敬い人民をいつくしみ誠を尽くしておられる
日出には起きて身を清め
日本にたれこめた妖気をはらい太平をもたらすことを祈られると
いままでこのような英明な天皇はいなかったというのに
役人どもはのんべんだらりと時間つぶしをやっているだけ
なんとかして天皇の詔勅をうけたまわり精鋭なる全軍を動かし
思うままに天皇の権威を世界におよぼしたいものだ
なんて思っていてもわたしはゆくえも知れない浮草の身
ふたたび御所を拝する日が来るだろうか

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祇園を流れる白川で遊ぶ鴨


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坂本龍馬といえば、言わずと知れた幕末のヒーロー。
型にはまらない自由な思想と行動力で、維新の扉を開いたとして、

多くの幕末史ファンの心を魅了してやみません。

 

映画やドラマ、小説や漫画で描かれる龍馬は、
”かたやぶりな風雲児”のイメージが定着しています。
また、現存している肖像写真もそのイメージをさらに濃くしています。

着物に革靴、
懐手をして遠くを見つめるその姿は、とても魅力的です。

また、龍馬という男は、手紙をまめに書いたらしく、
姉・乙女に書いた手紙がいくつか残っており、
その自由な筆跡や物事にとらわれない文章で、
「やはり幕末の風雲児の書である」
と語られることが多いのです。

 

 

しかし、本当にそうだったのでしょうか。

それを龍馬の書から見ていきたいと思います。

ます、先に話題にした手紙についてですが、
龍馬の手紙は当時の武士としては珍しく、ざっくばらんであるといわれます。
それもそのはず、姉・乙女にあてたごくごくプライベートな手紙であったからでしょう。
かな文字を中心に口語のような表現で書き進められた手紙は
踊るような筆致です。

 

おそらく龍馬は筆管の中央から上の方を軽く握って、

速筆で一気に書きあげたのだと思われます。
メモ書きのようなものでしたでしょうから、

お世辞にも美しい書とかいうものではありません。むしろ悪筆に見えます。

家族にあてた私信ですから、この手紙は、
「志士」としての顔というよりかは、
「末っ子」としての顔で書いているのはないでしょうか。

 

余談ですが、10年以上前に京都国立博物館で催された
龍馬展を見に出かけたことがあります。
龍馬ゆかりの品々が数多く展示されている中でひときわ印象的だったものが、

龍馬が使っていた「紙入れ」でした。
古来、武士は、懐に紙をいれるのが習わしでした。
それは顔を拭いたり、鼻をかんだり、手紙をしたためたり、お菓子を包んだり、
はたまた刀の血糊を拭いたりという広い用途がありました。
今では「懐紙」という紙のサイズを表す書道界の専門用語にその名残があります。
この懐紙はそのまま懐にしまうか、「紙入れ」にしまうか、のどちらかでした。
龍馬の場合、紙入れにしまったのでしょう、
その紙入れが美しく花が刺繍されたもので、とてもおしゃれな印象でした。自分で買ったのか、おりょう夫人にもらったものなのかはわかりません。
 

中岡慎太郎は、
「坂本は武士としては珍しい、なぜあんなにめかすのか」
といって龍馬のおしゃれを茶化しました。
武士は質素倹約が良しとされ、身の回りは質素にするのが常でした。
写真にみられる龍馬は見る限りよれよれの着物と袴を着ていて、

厳しい目つきをして、あまりめかしているようには見えないのですが、
懐の紙入れは粋でおしゃれなものを持ち歩いていた。
それがこの男の茶目っ気を感じさせ、思わず笑ってしまいそうになります。

龍馬の写真に写る懐手は、よく拳銃とか万国公法を持っていたとか言われますが、
私は、実は「紙入れ」を触っていたのではないかと思います。
でも、「紙入れ」では龍馬のイメージに合わないから、だれも言わないだけです。笑

 

 

話を戻します。
では、手紙ではなく、改まった書というのは残っていないのか。
それが、意外と残っているのです。

「なんでも鑑定団」という番組に龍馬の書いた掛け軸が出されたそうです。
ある人が25万円ほどで購入した掛け軸を鑑定したところ、
龍馬の真筆であるということで、2000万円ほどの価格がつけられたそうです。

その書は、明時代の儒学者、王陽明の漢詩を書いたものです。
内容はこうです。
‐―――――――――――――
「泛海」

險夷原不滞胸中
何異浮雲過太空
夜静海濤三萬里 
月明飛錫下天風

「海に泛(うか)ぶ」

險夷(けんい) 原(もと) 胸中に滞(とどま)らず
何ぞ異ならん 浮雲の太空(たいくう)を過(す)ぐるに
夜は静かなり 海濤(かいとう)三万里
月明(げつめい)に錫(しゃく)を飛ばして天風を下る

現代語訳
逆境であれ順境であれ、それらに心を煩わせることなどない。
それらは、あたかも浮雲が空を通り過ぎるようなものなのだから。
静かな夜の大海原を、月明かりに乗じて錫杖を手にした道士が天風を御しながら飛来する、
まるでそんな広大無碍な心境である。
(『真説「陽明学」入門、黄金の国の人間学 増補改訂版』参照)

―――――――――――――――――――――――――――

 

龍馬が育った土佐藩は、陽明学(王学)が盛んで、
幕末は陽明学ブームであったといわれます。
龍馬の志士仲間たちも陽明学を信奉し、
朋友関係を大切にしたといいますから、龍馬自身も
陽明学に精通していたとみて不思議はありません。

 

また、その書の書きぶりはいわゆる”自由人”としての書き方ではなく、
王羲之書法の古式にのっとった厳然な書体を並べ、明末期の書家、
傅山(ふざん)の書きぶりを彷彿とさせます。
また墨のにじみカスレ具合にも変化があり、時間の流れを
イメージさせる構成になっていて、相当訓練を積んだ書だと思います。

正直、龍馬の書はもっと評価されてもよいのでは、と思います。
龍馬の改まった書は、現代に定着したイメージにそぐわないからなのか、
世の中に紹介される機会があまりありません。

この時代の武士のたしなみとしては漢籍に通じ、
漢詩漢文を能くし、書もかけなければならない、
また、剣もつよくあらねばならない、
相当なエリート教育を受けたといえるでしょう。

ですから、坂本龍馬をして、現代人ウケする
「自由人」とか「風雲児」とかいう呼び方を簡単にあてはめるのは、
少し的外れのような気がします。

 

この書を見る限り、龍馬という男は、
古式にのっとった武士であり、教養人であり、常識人であるといえます。

同郷の武市半平太などは文人として識見高い教養人として紹介されることがありますが、

龍馬も勝るとも劣らない教養人であったのだと思います。
で、なければ、藩の重役級がそろう一流の志士仲間たちと渡り合うことなど、

できっこありません。

なるほど、ベースにこれだけの蓄積があったからこそ、
あれだけの仕事ができたのでないでしょうか。

当時の武士階級では当然としてのたしなみがあり、
そのうえで奇策や奇抜な行動をとることができた。
しかし、龍馬という男が歴史に登場するのは、
彼の人生の内のほんのひと時の出来事にすぎません。

龍馬の生きざまを形造ったのは、武芸や和歌、書芸をたしなんだ
日常的な時間の中にあり、それはごくごく「普通の時間」であった。

しかし、その「普通の時間」をごく当たり前に積み重ねていくことが、
幕末のヒーロー、「坂本龍馬」を形造った。

当たり前を当たり前に積み重ねる、
非凡とは平凡な仕事の非凡な積み重ねである、

そういうことをこの龍馬という男は、私たちに教えてくれているような気がします。

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