とっても小さい赤ちゃんを見かけると、昔の息子を思い出すんだよね
里帰りで行った病院で、初めて『赤ちゃんのお腹に異常がある、大きい病院に行って』と言われて、母と2人で泣いた日から、病気と付き合ってきたんだよね
今まで行ってた病院では順調だったのに、と思いながら大学病院に行って、検査して
『赤ちゃんの腸が繋がってない所があって、羊水過多になっている。まだ産むには早いのに子宮口が開きかけているから、安静にしてできるだけお腹の中で大きくしましょう』とそのまま入院
次の日
母は午前中仕事して、昼から説明を聞きに病院へ
私はずっとベッドの上
母が説明を聞いて病室に戻って少し話して…
よくわからないけど、付けられた機械の良くない感じの音
不安になって
心配させたくなくて
母を急かして帰らせた…が……
『さっきもなってて、また心音が下がってるから、もう危ないので出しましょう!お母さんは?』
『あ、もう帰ってもらいました』
『急いで!お母さん、連絡して戻ってもらって!!』
『はいっ!!』
急に看護師さん達が動きだす
と、帰り道の途中での病院からの電話
運転の不馴れな母は途中で電話に出られず、駐車場についてやっと電話を確認、とんぼ返りでまた病院に
呼び戻され動揺しまくりだったそうで、病院は家から近いのだけれど、事故らなくて良かった
急に娘(私)と孫の命懸けの状態にパニクった母は、義理の息子(ダンナ)にうまく連絡できず、ダンナはその日の飛行機には乗れませんでした
(後から、すぐ連絡きてたら最終の飛行機多分間に合ったのに~と言われる母)
お騒がせの緊急帝王切開から、息子の、病気と付き合う人生が始まるのでした