俺は、死ぬまで闘えるのか…
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

Illegal 編 

陸上自衛隊第一空挺団を除隊し、世の中はバブル景気に酔いしれていた。

それは、六本木のクラブやいかがわしいbarでアルバイトをしていた時に実感した。

敵と戦う事だけを考え、訓練してきた自分にとってそれはまるで別世界だった。

あの頃六本木に防衛庁があり、自分のはたらいている店が道路をはさんで向かい側にあった。

自分のバイブルとして読み耽った 故、船戸与一著「猛き箱舟」のように防衛省の人間から仕事を得ようという淡い期待をしながら、バブルの世の中に溶け込んでいた。

ルイジアナ ママ

フロリダを後にし海沿いを進むとミシシッピに入る。

この辺の砂浜は何も無く、砂が締まっている為車で走るのも容易だった。

今何か考えると全てが良くない方向に行ってしまいそうな気がする。

アクセルをめいイッパイ踏み込んで運転に集中した。

岩やゴミ、ちょっとした段差さえも大事故になりかねない領域までスピードをあげる。

神経を研ぎ澄ます。

しかし、しばらく走ると砂浜は途切れた。

しぶしぶアスファルトへ戻る。

間もなくルイジアナに入った。

この辺の気候は日本と近いのか水と木が豊富だ。

日が落ちる前にビバークポイントを探そう。

この辺は店が全く無い。

食料調達もガソリンスタンドでするしかない。

次にいつ補給できるかわからないので、タップリと買い込む。

予備のガソリンも貨物スペースに突っ込み準備を整える。

地図を見ると海沿いに大きな湖がある。

「今日はこの辺にするか。」

地図上では数センチだが、実際は何時間もかかる。

しかし苦にはならなかった。

この旅でゆったりとしたこの時間の流れに体が順応していた。

湖に近づいたのか景色に水が増えてきた。

俺は、死ぬまで闘えるのか…-CA3B0065.jpg

直線のアスファルトの先に機械式の昇降橋が見える。


俺は、死ぬまで闘えるのか…-CA3B0063.jpg

眼下にはデカイ運搬船がいる。

俺は、死ぬまで闘えるのか…-CA3B0064.jpg

今日の寝床を探していると、日が落ち一気に漆黒の暗闇に包まれた。

周りにある明かりは自分の車のヘッドライトと雲からのぞく月明かり。

先のほうに信号らしき赤い光が見えた。

「また機械式の橋か?」

その信号に三台の車が止まっている。

三十分は待たされただろうか。

ゲートが降りて先の車について行くと、カップクのいい、制服を着たおばちゃんが機械を操作している。

久しぶりの人との接触に窓を開け、
「ハーイ」
と無意識に挨拶をしていた。

地面は鉄板でできている。

ディーゼルのエンジン音と匂いがした。

なにか違和感を感じておばちゃんに聞いてみた。

「この道はどこに行くの?」
おばちゃん
「道?これは湖の対岸に行く船だよ」

「なっ!」

声になっていなかった。

おばちゃんにワケを話し交渉して降ろしてもらう。

お久しぶりです。

突然ですが、板垣恵介さんという人を知っていますか?

格闘技、漫画好きな方は「知ってる!」「どっかで聞いた事があるなー」となるでしょう。

わからなかった方もこう言ったらわかるかも知れません。

「グラップラ―バキ」「餓狼伝」

これらを描いている方です。

どうして突然こんな事を言うかと言うと、この方も自分が昔いた「第一空挺団」出身だったんです。

その事を知ったのは少し前なのですが、最近コンビニである漫画を見つけました。


俺は、死ぬまで闘えるのか…-CA3B006300020001.jpg

この漫画には板垣さんの在隊時の経験も漫画になっています。

自分のブログに出てくる「第一空挺団」とは違う面の「第一空挺団」が見れるかもしれません。

興味がある方は見てみてはどうでしょう。




あと、こんなブログですが「更新待ってます。」等のメッセージをいくつか頂きました。

ありがたい事です。

本編の方も近々更新していくつもりなので、その時はよろしくお願いします。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>