とある夕方
爆音の軽トラが入庫
点検した結果、プラグが緩んでいてネジがガタガタになってしまったもよう。そこから排気漏れを起こしてました。
某店舗で車検をした際に緩んでいて、燃焼の振動でプラグホールのネジ穴が拡大
人間が作業するので万にひとつはミスもおこるものです。 嗚呼怖い((( ;゚Д゚)))
修理するとなるとシリンダヘッド交換or中古エンジン乗せ変えでしょうか
費用的には中古エンジン交換が安く済みそう
ということで中古エンジンをお取り寄せ
インマニがぶっかけている瑕疵があり少しお安く買えました。(交換する手間と引き換え)
タイミングベルトとウォーターポンプは交換してしまいましょう
リアクランクオイルシールも交換
チェック済みの中古エンジンとはいえ、長期在庫のものは後から異常が出るんですよ
タイミングベルトが切れたら元の木阿弥
エンジンが外れている状態ではタイミングベルト交換は楽チン
そういえばタイミングベルト付きのエンジンは大分減ってきましたね
旧エンジンをミッションごと下ろします
「エンジン交換なんて一日あれば楽勝で終わるべ」みたいなかたはいますがねぇ🤔。安全確実に作業することが重要です。急ぐ必要はありません
リフトを支える部分は広めにとりましょう。
エンジンをミッションごと降ろすと重心が変わるので非常に危険。
サンバー などのリアに寄ったエンジン乗せ変えは特に気をつけて行いましょう。(私は昔、車両を一度リフトから落とした事がありタヒにそうになりましたw)
今回のエンジンを降ろす台はタイヤドーリー+足場板
見せてもらおうかアルミ脚立とやらの以下略
無事に降りました
荷台を作業台にしてしまいましょう
ここでミッションの分離と新旧エンジンを組み換えます
ミッション分離
エンジンをぶら下げて作業するより高効率
続いて、取り寄せた交換するエンジン、フォークリフトは便利
移動も楽チン
ミッション分離した際 ついでにクラッチ板だけ交換
あとは組み付けてエンジンスタート
バキュームホースが一ヵ所抜けていてアイドリング回転が上がりハンチングをおこしてパニック。単純なミスですぐ復帰出来ました💧
再度組み付けチェックをしました。
役目を終えたエンジン
ご苦労様
走行テストを行い異常がないか確認を行います。
エンジン出力もありアイドリングも安定しています。その後納車の運びとなりました、めでたし。