パソコンがとても快調に動いてくれるので、本日2回目の更新です
職業訓練が始まってから2ヶ月以上が経ちました。
40人中脱落者が2名、就職が決まって辞めた方が1名です。
本当にみなさん、年齢もばらばらで、前職もいろんな職種の方もいられるので、おもしろいです。
今月末に忘年会も主催してくださった方がいて、30人弱は集まるそうですよ。
もちろん、私も参加です!
話は変わりますが、この授業は奥が深いです。
ただ介護の勉強をしているのではなくて、高齢者、障害者だけでなく、老若男女すべてにあてはまると思います。
それは、相手を思いやる、相手の気持ちの奥底にあるものを読む。空気を読むなどなど・・・
高齢者は特に、いろんな人生経験が背景にあり、それを頭に入れた上でその方の言動、行動を読み取らなければなりませんが、それは誰と話すうえでも考えなくてはならないのかもしれません。
例えば、おかしな言動をした人をただおかしな人と決めつけるのではなく、その人がそう言ったわけを考えなくてはならないと。
寂しいとか、妬みとか、悩みをかかえているとか・・・
そう思うときっと、その人を見る目も変わるかもしれない。
この授業の少しでも高校の授業に取り入れてほしいものです。
そして、これから介護に直面するかもしれない30代前後の方にも一度聞いてほしい。
そうすれば、介護にはいる覚悟もできるかもしれないし、家で介護する方も増えるかもしれない。
5か月は長いけど、決して無駄ではないと思うのです。
私も義父さんが病気になる前に、この授業を受けていれば、ここまで悪化しなかったかもしれない。
結局、介護から逃げ出したのかもしれない。
そう度々思う時があるのです。
でも、いまさら後悔はしません。
いや、後悔しているから、5年間毎週施設に通ってきたのかもしれない。
義父さんも今は静脈カテーテルのみの栄養補給で痩せてしまい、正直いつどうなるかわからない状態です。
いつ行っても、痰がからみ涙を浮かべて苦しそうにしている姿を見ると、楽にしてあげたいと思わずにいられませんが、私にはその決断は下せません。
意思疎通もなく、自分で生きる力もない・・・・
それでも、生きるしかないのです。
そんな高齢者が沢山いるから、日本の社会保障費も増大し、寿命も延びてしまっているのかもしれません。
倫理と現実その葛藤が介護者にあるのも事実なのかもしれません。