私は親になってまだ9年。



育児に正解はないと思う今日この頃。



私の母も、未だに自分の育児がこれでよかったんだと答えがでないといいます。



今日の出来事。


私が帰宅したら育成会の回覧板が届いてて、次の家はちょっと離れたお家です。


でも登校班が一緒だから、帰っている途中の今なら渡せるかもと思い届ける事に。


車で行くとちょうど踏み切りを超えてわたって来るところでした。


うちの班だけはまっすぐに来て、他の班は全部曲がっていきます。


リョウたちは来たたけどキョンは来ない。


しばらくして、キョンが泣きながら歩いてきた。


どうしたの?と聞くと、●●の兄ちゃんが、僕の事気持ち悪いから逃げろ~って言って・・・・・


は?


僕が友達とふざけていたら突然割り込んできて、『こいつ気持ち悪いから逃げようぜ~』って言ってきたらしい。


そりゃ、泣きたくなるわ。


その兄ちゃんはキョンと同じクラスで同じ保育園出身の子の兄ちゃんで知っている子だった。


私も、このままじゃいけないと、とっさに帰っていく子供たちに向かって△△(●●の兄ちゃん)~こっちにきて~!!


と叫んでいた。


△△は冷静に歩いてきた。


そしてすかさず、私に向かって「すみませんでした。すみませんでした。」とあやまればいいんだろうてきな棒読みで誤ってきた。


「違うよね、キョンに謝るんだよね」


と言ってもずっとすみませんでしたと棒読みで連呼していた。


私は肩をつかんで目をみて、「ねえ、謝ればいいんじゃないでしょ?気持ちを込めて言わなきゃなんの意味もないよ」って言った。


そしたら、キョンの目の前に行って、土下座して謝った。キョンはもちろん許したけど・・・


なにもそこまでしろって言ってないのに・・・しかも土下座なんて何処で覚えたの???


「キョンは同じ保育園だったし、知っているよね、もう二度としないでね」


「はい」


そして帰っていった。


リョウは後で「また余計にいじめられたりしない?」って言ってきたけど、


私は「大丈夫だよ、これでまたやってきたらよっぽどのおばかさんだ。お母さんがついているから、大丈夫。絶対になにがあっても守ってあげるから」といってあげた。


「いじめはね、我慢したところでエスカレートするんだよ。我慢しちゃだめなの!嫌だったら絶対に嫌だと言う事!そしてもし自分で解決出来なかったら親か先生に言うんだよ。絶対にみんなが守ってくれるからね。そして、リョウもキョンも絶対にいじめはやっちゃ駄目だよ。」

と付け加えた。


後々、何だかこれでよかったのかと考えた。


私は子供のこととなると、頭に血がのぼりやすい。


ただ、子供たちに私達がついていると言ってあげたかったんだ。