今日はじいちゃんがデイサービスお休みだから一日家にいる。
以前はそれでも出掛けたりしていたが、最近は何をしでかすかわからないから、出掛けないようにしている。
今朝も起きてきてテラスから外を見ていた。
(デイサービスの迎えを待っているようだ)
私 「きょうはお迎えこないからね」
じい 「そうか~・・・」と答えうろうろと居間を歩いている。そしてチビ達のおもちゃをじーっとみつめたり・・・
たまにじいちゃんがチビ達のおもちゃを持っていってしまうので、
私 「うろうろしないで、チビ達のおもちゃは触らないでよ。天気もいいんだから、庭掃除でもしてくれば?」
じい 「ん~。」それでもうろうろ、私も少しづつイライラ
じいちゃんがいるときはフウにも何をするかわからないので、なるべく庭にでてほしいのだ。
玄関に行ってガチャガチャやってて、しばらくしてまた居間に戻ってきた。
じい 「開かないんだよ~」と少し切れ気味・・・
今、あんたが鍵かけたからあかないんじゃ~~~~( ̄∩ ̄#
私 「自分で鍵かけちゃって、開かないにきまってるでしょ?」
じい 「鍵なんてかけてないよ~。」
ともう一度玄関へ『ガチャ』玄関は無事開きました。
じい 「ほら~開くんじゃない~」と私に向かって捨て台詞。
は~もう疲れます。
今やった事も忘れているのか、ほんとはとぼけているのか・・・
会話になりません。
昨日も扇風機を出してきて、ストーブの隣に並べていたので
私 「じいちゃん、扇風機なんて出してきて、どうするの?」
じい 「扇風機なんてだしてないよ~。誰かが出したんじゃないの~?」
本当にじいちゃんがだしたのにすっかり忘れたようだ。
でも・・私たちのせいにされるのもしゃくにさわるので
私 「忘れちゃってるんだからもういいよ。自分でやったことも全部忘れちゃうんだからさ」
とわたしも捨て台詞・・・
後々、考えればだまって扇風機を片付ければよかったと思った。
昨日の夜も布団を積み重ねてその上でねてたし・・・
昨日ネットで見ていたら、アルツハイマーは病気だから、最後のほうには寝たきりになり、いずれは死に至ってしまうらしい。平均寿命は8年ということだ。
アルツハイマーは脳が前頭葉から萎縮し始める病気。
前頭葉は自分を振り返り・コントロールして、倫理的・ 道徳的な生き方をするのに必要な部位であるとされている。 この部位が障害されると、「 自制の心」は失われる。
介護するほうも本当に心に余裕がないと、優しく寛大にはなれない。
子供ならいうことは聞かないことはあっても、言葉はわかる、会話ができる。
でもこの病気は会話もままならないし、言う事も聞かない、排泄だってあちこちでするようになる。
私自身もどれだけ「自制の心」をたもてるか・・・・
今日のよる7時からフジテレビで介護、闘病のことをやるらしい。
見てみよう。