黒い塊小学生の頃アゲハ蝶を育てようという授業があった。幼虫~サナギ~成虫と成長する様子を観察するというものであったが俺の蝶は幼虫の段階で黒くなって死んだ。青空に綺麗な羽根をはばたかせて飛ぶ夢を見ていたであろう幼虫君は小さな虫かごで生涯を閉じたのだ。何故死んだのか理由は今もわからないがきっと俺の育て方が悪かったんだろう。当時小学3年だった俺は一つの命を奪った罪悪感からかそれとも自分の育ててた幼虫君が死んだのが悲しかったからなのかわからないが部屋で泣いた。