みなさんこんばんは。WiFiなし生活が1週間になったリョウです。

前回、SNSを見るのをやめてストレスが減った、という話をしたと思います。

そしてそれに加えて、新たな気づきが得られたと話しました。

今日はそれについて詳しくお話しします。

 

 

…それにしてもWiFiがなくても、仕事もバイトもしていない自分にとっては

全然生活に困らないですね。ブログがFreeWiFi飛んでるところでしか書けないですけどね。

 

 

はい、SNSをやめて得られた新たな気づきというのは、

 

知識人が歴史書をたくさん読む理由が分かった

ということです。

 

え? 歴史? どゆこと?

 

とゆうのも、SNSをしている時間に本を読むようになったのですが、たまたま歴史書を読んでいて、

歴史ってうそをつかないよな、と思ったからです。

 

 

たとえば、『君主論』で有名な中世イタリアのニッコロ・マキャヴェッリですが、

彼は生前、イタリアの都市フィレンツェの政権の書記を務める傍ら、統治方法、君主の在り方、

軍の統制方法などを君主に助言し、他国との外交役もしていました。

 

『君主論』は、君主に温厚な政治よりかは、統治国を力でねじ伏せる、恐怖政治のような

側面があると誤解されてきました。しかし、彼の思想は、外部の者が侵略した国を支配し、統治する際、

その地のこれまでの政治体制が、君主制か、共和制か

王族の血を継ぐ世襲制か、そうでないかによってとるべき政策がことなり、

世襲共和制だった際に、力で民衆をねじ伏せる必要があると唱えたんです。

 

ちゃんと原本を読んでいない人は、安易な知識で誤用しがちです。

そして印象というものは往々にしてこのように間違った知識を我々に植え付けてしまします。

 

 

さて、戻りますが、知識人がたくさん歴史書を読む理由は

(ネットやメディアの情報に頼らない理由は)

 

歴史は長い年月を経て、定着していった事実とそれに基づく考え方を我々に提供してくれ、

現在とそれを比較することで、今の考えの普遍性を覆すことを可能にする

からです。

 

逆にネットやメディアの情報は比較的短い時間軸で展開されるものが多く

まだ事実になっていないものを、こうだ!と決めつけて、後になって誤りだったという

可能性を大いに秘めているといえます。

 

つまり、今主流になっている、現代人の考えや、常識は間違っているかもしれないと

考えることが可能です。(現代人というのがポイント・ネットやメディアの情報が溢れた時代だからです)

 

 

だからマキャヴェッリは恐怖政治を解く悪い奴だ、と考えるのではなく、

彼が生きた混乱の中世イタリアだからこそ、そのような思想が生まれたのであり、

逆に君主制や共和制を引き継ぐなら、民衆の意思を最大限に尊重するべきだと言っているので、

今の時代に即するなら、その部分を引用するべきです…。

 

と知識人は考えます。

 

 

長くお付き合いさせてもらっていた大学の教授は、今の学生が本を読まないことを嘆きながら、

「本を読んで損することはない」とことあるごとに行っていたのを思い出します。

 

 

どうでしょうか。

前回のを含め、SNSをやめたことで一つの良かったこと、一つの気づきが得られました。

もしこのページをみて、興味を持ったら、自分なりに試してみるのもいいかもしれません。

 

長文を読んでくださってありがとうございました。