「コーヒーをめぐる冒険」観ました。
まぁドイツの低予算映画で題名にコーヒーとかついてるし、ただの雰囲気おしゃれ映画だろ( ´・ω・)
でも上映時間が85分だから借りてみるか。( ´・ω・)
ってなテンションで借りたんだけど、すごい色々な賞獲得したすごい映画だったみたい(;´・ω・)笑
しかも原題(?)は「oh boy」ということで「コーヒー」のコの字もない。
題名にコーヒーってつけてる、ただのおしゃれ映画とか言ってすいませんでしたm(_ _)m
ここであらすじ
朝、目が覚めてなんやかんやあってコーヒーを飲むことができなかった主人公のニコ。
いく先いく先で、
コーヒー!( ‘∀‘)
コーヒー!!( ‘∀‘)
コーヒー!!!( ‘∀‘)
ってなるけど結局飲めないニコ。
そんなこんなしているうちに、日常の些細な出来事に巻き込まれ、ずっともやもやしているニコでした。
はたしてニコはコーヒーにありつけるのか!?
って感じかな。
いや、実際は ( ‘∀‘) みたいな顔は一切しません 笑
観てみるとまぁ、期待通りで、フランス映画とかによくあるようなおしゃれ映画でしたよ。
でもでも、なんだかおもしろい。暇しない。惹きつけられる。
何なんだろうね。不思議だ。
まず主人公のニコ。
ニコは、「なんかすっきりしない」「この世の中なんかやだ」みたいな、
理由はないけど「この社会マジ気に食わねぇ(´_ゝ`)」と社会に対してなぜかもんもんとしている青年。
周りの人間とも当たり障りのない関係しか築こうとしない。
当たり障りのないところの対応はこなすけど、実際はきっと全然興味ない。
周りの人間が闇をさらけ出す場面がいくつかあるけど、ニコはそんなことに興味があるのかないのか、掴みどころがない。
常に上の空で、中立者であり、傍観者であるって印象。
楽しげな音楽も要所要所で流れてくるし 笑
そんな音楽も相まって、この映画に常に流れている空気の「ふわふわ感」が半端じゃない。
そして、そんなふわふわ感の中に感じられるジメッとした不安感。
その不安感が、なんだか今を生きる自分たちの感覚とつながる感じがする。
う~~ん
雰囲気もんの感想しかでてこない 笑
こんな不安感を1976年に描いたのが、あの超有名で名作と言われている「タクシードライバー」という映画だけど、この「コーヒーをめぐる冒険」にも「タクシードライバー」の名前が出てくる。
ってか「タクシードライバー」の名前が出たあとすぐカットが変わって、カフェにいるんだけど、
そのカフェ店員が「タクシードライバー」の主人子のトラビィスばりのモヒカンだから否が応でも意識してまう 笑
この「タクシードライバー」っていう単語が映画内で出た時点で、観ている側としては「そういう感じの事を描くのかな!?」って身構えるわけです。
でも主人公のニコは「なんだそれ。古いんだよ(´_ゝ`)」みたいな反応(みたいに自分には見えたけど、意図はしてないかも)。
こっちとしては「あれ…(;´・ω・)」って感じに 笑
でもでもこの映画!
まさにニコのこの「なんだそれ。古いんだよ(´_ゝ`)」って感じの映画なの!
「タクシー・ドライバー」が描く不安感は、上の画像を見たらわかるように、
汗臭く、泥臭く、野獣っぽい
んだよね。
でもこの「コーヒーをめぐる冒険」では描かれる不安感は、
汗臭くもなく、さわやかで、でもキレたら怖い
みたいな不安感。
すごい今っぽい。
男はコブシで語り合うんじゃけ!!!って言ってるトラビィスに対して
無言でナイフもってるニコ。
って感じ。
鳥で言ったら(なぜ鳥で言ったし)、他のひなを巣から蹴落とすカッコウとか、餌をとんがった木に刺しておくモズみたいな、あの怖さ。
ニュースとかで聞く
「あいさつとかちゃんとできる子で…まさかあの子がねぇ…」
みたいなあの怖さ!!!
そんな怖さというか不穏な感じ(伝わっていることを切に願う。)がこの映画にはずっと漂ってる。いや、全編さわやかすぎて観終わった後に不安を感じているだけか!?←ここ重要
実際のところはぜひ、皆様がご自分の目でお確かめくださいm(_ _)m笑
でもね、最後はすごいすっきり道が開かれた感覚になる。
心がすってなる。
そんなラスト。
誰が救われるわけでもない。
誰の道が開かれたわけでもない。
のに。
おもしろかったです!!!
すごい感覚の話しかしてない投稿になったな 笑
個人的にはあれが好きなんだよねー
あの
誰もいない場所・主人公が今まで通った場所が次々に映し出されるシーン。
あれだけでこの映画が好きでいられる 笑
あの「千と千尋の神隠し」のエンディングみたいな、あの感じ
朝の鴨川を歩くあの感じ
また、感じ感じ言うてもうてる(´_ゝ`)
この辺にしときます(´_ゝ`)
反省してます(´_ゝ`) ←相当古い

