『世界でいちばん長い写真』
誉田哲也 著 光文社文庫
人気者だった親友の洋輔が転校してから、
宏伸の毎日は冴えない感じだ。
特にやりたいこともなく、クラブ活動の写真部でも、部長からしかられてばかり。
そんなある日、祖父の古道具屋で、大砲みたいにごつい不思議なカメラに出合う。
世界一長い写真が撮れるカメラって!?
その日から、宏伸の日常がきらめき始める。
(裏表紙 作品紹介より)
ラスト50ページ、号泣です(T^T)
帰りの電車で読んでいて、やばかったww
『おとなになっていく』っていうことを思い出しました。
『おとなになっていく』って、
『守ってくれるもの』がひとつひとつなくなっていくっていうこと。
いったん、『ひとり』にならなきゃならない。
でも、『ひとり』になって初めて見えるものがある。
視界がいやでも広がっていく。
見たくないものもあるけれど。
それまで見なくて済んだものもあるけれど。
でも、少し顔を上げて、ぐるりと周囲を見回してみて。
きっとそこに何かが待っている。
さあ、ここからだ。
もう自分は『守られる存在』じゃない。
『守るべきもの』を見つけるんだ、自分で。
『大切なもの』を掴む力が、ある。
そんなことを考えました。
おとなになるって、悪くないな♪
