
『夜のピクニック』
恩田陸 著 新潮文庫
『トリツカレ男』
『カラフル』
に続く、私のお気に入りBEST3に入る一冊です

数年前に本屋大賞を受賞した作品ですね

恩田陸さんは、やはりキャラメルボックスで出会いました。
なんとも不思議な世界を描く作家さんですよね~。
ちょっと怖いけど。
「ぎゃ~


」ではなく、
「ぞっ」
の怖さ。
『夜のピクニック』はちょっと違います。
大きなドラマは起こらない。
でも、ちゃんと「不思議」がある。
舞台は、「歩行祭」。
全校生徒が夜を徹して80㎞を歩き通す伝統行事。
高校生活最後のこの行事に貴子はある「賭け」を胸に秘めて臨んだ。
ただひたすら歩くだけなのに、そこには小さなドラマがたくさん生まれていく。
お気に入りは、
貴子と梨香と千秋のなんでもない会話

梨香のお芝居を考えてみたり、
「今、ここに何があったらいいか」を話し合ったり、
学年のウワサ話をしたり、
恋の話をしたり・・・。
読んでいると、まるで私も北高の生徒になって、「歩行祭」に参加している気持ちになります

それで、
「あ~、ここにお風呂があったらいいのに~
」とか言ってるんだ


そして、
「実はさ~、私・・・戸田くんが好きなんだ~」
とか告白しちゃうんだ

