『カラフル』
森 絵都 著 文春文庫



これはかなり前に読んだ本ですが、前回の『トリツカレ男』と共にBEST3に入るお気に入りの作品ですニコニコドキドキ



「おめでとうございます、抽選に当たりました!」
生前の罪により、輪廻のサイクルから外された「ぼく」の魂。だが、天使業界の抽選に当たり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、「ぼく」は人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが・・・。
(文庫本背表紙解説より)


なぜ
『カラフル』
なのか。
それがわかったときに涙が溢れます。


「真。やっぱりおまえ、早まったよ。
すべてが遅すぎるわけじゃない。
おまえが早まりすぎたんだ・・・。」

「ぼく」が「真」に叫ぶ。


いろいろなことがつらくなったときに、このことばで踏張ろうと決めた。
踏張れると思った。



「しっかり目を開け。ちゃんと見ろ。ヒントはいたるところにある」



フリフリの傘をさした天使「プラプラ」に、どんと背中を押されて明日もがんばる。