アイドルマスター ミリオンライブ!(アニメ)の個人的評価 神アニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 神アニメ


得点 88点


・原作は「アイドルマスター」シリーズ。765プロに所属する新たな新人アイドル達にスポットをあてた物語。個人的には(半ばニワカ状態ではあるが)ミリシタなどでミリオンについてはそこそこ触れているためミリオンライブについては思い入れがあり、アニメ化を待ち望んでいた本作にも、異例の先行上映まで開催するという気合いの入りようもあってか期待を寄せていたが、結果的にはかなり素晴らしい出来栄えになっていたと感じられた。


評価点はこのようなところ。

主軸の3人のアイドルになるまでの過程、他のミリオンスターズとの交流をきちんと描けており、主軸面の物語の出来栄えはかなり良いものとなっている。

また、主要人物3人以外のアイドルにもきちんと活躍の場が与えられており(志保や百合子を初めとした劇場版アイマスにバックダンサーとして登場したアイドル達がその一例)、説得力のある物語や話の運びをうまく展開できていた。

全編3DCGで描かれているが質感は非常に良い。ライブシーンの派手さと躍動感を綺麗な3Dモデルで描けており、臨場感と雰囲気が感じられて見応えは抜群。楽曲のインパクトも相まってかライブシーンのクオリティは飛び抜けたものになっている。


不満点はこのようなところ。

流石に1クール分という話の分量では登場するアイドルの人数や物語を全て捌き切るのは厳しかったためか全体的に尺不足感が否めず、視聴者を置いてけぼりにしない程度とはいえ後半になるにつれ駆け足になりすぎているように感じられた。

他にもキャラの掘り下げが主要格やメインになるアイドル以外が軒並みそこそこ触れられる程度しか居なかったのも惜しい。端役程度の存在感しかないキャラもちょくちょくいたため、見せ方に関しては手放しに褒めきれないところがあるのが惜しかった。


全12話という短めな尺ではあったが、綿密にまとまった構成で話を進められていたのが功を奏した面白いアニメ。アイドルマスターシリーズ初心者からファンまで幅広い範囲で勧められる。