仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダルの個人的評価 クソ映画 | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 クソ映画


備考 毛利と武部を許すな


得点 0点


・「仮面ライダーオーズ」10周年記念作品。800年の時を超えて蘇った古代オーズに平和が脅かされた世界で、旅から帰ってきた火野映司と復活したアンクが再び戦いに巻き込まれるというあらすじ。この映画はとにかく作品ファンから総スカンを食らうレベルでボロクソに叩かれているが、実際ボロクソに叩かれて脚本家のSNSを荒らされても文句は言えないレベルに酷く、まともな擁護が難しい作品だと自分は思っている。


不満点はこのようなところ。

①バックボーン、あらすじからして既に酷い

・復活した800年前のオーズとグリード達によって現代の人々が被害を受け、残されたものたちはレジスタンスとして戦っているという設定から既に駄作臭が酷い。本編の最終回をこれ一つで既に否定しており、せっかく映司達が勝ち取った平和を訳分からんご都合主義ひとつで否定されてしまっており、しかもキャラの言動や性格も世界観の荒廃の影響か本編から矛盾したものになってしまっている。続編を作りたいという汚い大人の一新で世界をめちゃくちゃにされているという部分に既に雑な続編あるあるのそれを感じさせられる。


②戦闘シーンが盛り上がり不足、オマージュも寒い

・戦闘シーンはやたら味気なく、雑魚にあっさりやられるバースやゴーダが憑依したオーズの戦闘、そしてゴーダとの戦いなどまともに印象に残る戦闘シーンが少ない。また、映画の目玉であるオーズの新形態、タジャドルコンボエタニティもウルトラマントリガーレベルでオマージュが雑。アンクに映司のセリフ再現して変身させればそれだけでファンは喜ぶだろという安直なアイデアで生み出された適当な下手くそオマージュは見ててイライラした。(まともにオマージュする気あるならロストブレイズ的な技でゴーダ倒せや!)


③映司を殺していつかの明日に手が届いたと曰わせた最低なラスト

・この作品のラストではなんと、古代オーズ、ゴーダとの戦いの末に映司が力尽きて死ぬという残酷な結末が待ち受けている。アンク復活のために無理やり脚本家の自己満足と死後の英雄化の承認欲求のために映司は殺されたわけであり、アンクとの再開もごく僅かな時間しか叶わないまま本編で映司が経験してきたことや後藤から受けた説得、その他オーズの場面にあったメッセージ性を全否定してまであのエンドを描いており、制作陣の安っぽい思惑で映司とアンクの物語を台無しにされたファンの怒りは計り知れないものであろう。無論筆者も筆舌に尽くし難いほどに怒りを抱えており、こんな結末になるなら作らなくてよかったまで思っている。


評価点?せいぜい新規ライダーのフォルムくらいだろ。


ファンの求めていた要求に答えられなかったというだけならまだ普通の駄作で済む所を、作品を私物化した汚い大人たちが純粋なファンの思いを裏切り冒涜した罪深き駄作。脚本家の毛利亘宏には筆を折れと言わざるを得ないし、プロデューサーの武部もギーツを最後にライダーに金輪際関わって欲しくないものである。無論、絶対に見てはいけないレベルのゴミなので人に勧めてはならない。