リコリス・リコイルの個人的評価 良作アニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 良作アニメ

シナリオ 12点 キャラドラマとしては◎、シリアス部分は赤点。
作画 20点 作画クオリティはかなり高く、戦闘シーンの見応えはある。
声優 16点 ハマり役が多く、松岡禎丞演じるテロリストは特にいい味を出していた。
設定 7点 設定が全体的にガバガバに思えた。
音楽 20点 楽曲は非常に良かった。
総合得点 75点

・A-1 Pictures制作のオリジナルアニメ。極秘の暗殺組織に所属する2人の少女を中心にした物語。個人的には良かったとは思うものの、手放しに褒められない作品だと思った。

評価点はこのようなところ。
作画クオリティはとても良い。戦闘シーンは所々気になる部分もあるがアクションシーンの迫力や銃撃戦の緊迫感が伝わってくる。
キャラクターもなかなか魅力的で、千束とたきなの2人の主人公の魅力は引き出せており、ある程度の掘り下げは出来ていた。その他の登場人物も個性的で、ドラマをより豊かに彩る。

不満点はこのようなところ。
擁護できない設定の杜撰さが目立つ。主人公2人の所属組織や使用武器の威力といった、説得力に欠け稚拙な組み立て方の舞台設定がとにかく気がかり。
終盤の展開は元々の説明不足感や整合性のなさが足を引っ張って、着地点としてはギリ合格点だったものの少々失速気味に感じられた。

キャラクターの良さや会話劇の面白さで点は稼げているが、所々で粗と片付けられないような問題点も見られる惜しいアニメ。ガンアクション、日常系が好きならおすすめする。