ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生の個人的評価 神ゲー(大幅追記修正版) | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 神ゲー

対応機種 PSP、PSVita、PS4、Switch

備考 本記事は移植作品「ダンガンロンパ 1・2 Reload」をベースにした評価を下しています。

段階 13

評価点 独特なストーリーと学級裁判のシステム

・このゲームの中核となるアドベンチャーパートで集めた推理の手がかりを議論し合う「学級裁判」は、臨場感溢れる会話劇とノンストップ議論による矛盾の指摘、閃きアナグラムというミニゲームで新たな手がかりを得るという構成になっており、あらゆる情報を利用した推理が味わえる奥深いものとなっている。

・ストーリーは推理物とデスゲームを混ぜたような内容になっており、閉鎖的な空間の学校での生死を賭けたゲームと予測不可能な目まぐるしく回る物語が展開する。

・登場するキャラクターは「超高校級」の才能と肩書きを持っており、全員がなかなかの曲者で印象深い見た目をしており物語で様々な立ち位置を見せる。また、作中のコロシアイのゲームマスターであるモノクマは残虐な性格とコミカルな振る舞いが非常に面白く、大山のぶ代さんの演技も相まって非常に強烈なキャラクターとなっている。

・演出やBGMが良く、明るい学園生活らしい雰囲気や不穏な空気、衝撃的な展開が様々な形で演出されている。

・移植限定の要素として、「スクールモード」これは本編クリア後の特典として存在した「2」のアイランドモードを逆輸入したゲームモードとなっており、本編では完成が不可能だった仲間との交流が可能となっており、キャラに思い入れのある人が楽しめる豪華な特典となっている。


不満点 難易度や敷居が高い

・リズム感やボタン操作が忙しないマシンガントークバトル、紛らわしいフェイクのコマばかり出るクライマックス推理といった犯人を追い詰める段階のミニゲームは初見殺し要素が強く慣れが必要。

・学級裁判後の「おしおき」シーンは凄惨な物が多く、見ていて衝撃や不快感を催す可能性が非常に高い。

・スクールモードは周回前提の難易度で、素材が非常に集めにくい。


総評 物語の面白さや独特のゲーム性が際立っている傑作。