評価 神アニメ
シナリオ 14点 ストーリー展開の目まぐるしさが肝となっている。
作画 19点 作画や演出は独特の味が出ていた。
声優 20点 とても豪華な声優陣。
設定 18点 キャラ設定や世界観の謎がとても面白い。
音楽 19点 楽曲が学園内の雰囲気を上手く演出している。
総合得点 90点
・原作はゲーム。本作品は「1」の物語をベースとしている。「超高校級の才能」を持つ高校生が集まる「希望ヶ峰学園」に入学することになった平凡な少年、苗木誠が他の「超高校級」の肩書きを持つ少年少女達と共に「コロシアイ学園生活」を過ごすという物語。個人的には面白いと感じられた作品だった。
評価点はこのようなところ。
ストーリーは同じ極限空間に置かれた高校生達の心理状況や人間の心の弱さや闇を垣間見るような内容となっており、息を飲む頭脳戦とキャラクター同士のドラマが見所になっていて面白い。
声優陣はとても豪華で、迫真の演技力とキャラクター性の表現の仕方が群を抜いて素晴らしい。特に本作のデスゲームの首謀者役となっているモノクマの声を当てる、初代ドラえもんで有名な大山のぶ代さんの怪演は必聴。(余談だが後年作品「ダンガンロンパ3」、「ニューダンガンロンパV3」のモノクマは「ちびまる子ちゃん」のまる子役で有名なTARAKOさんが声を当てている。)
不満点はこのようなところ。
尺の都合もあるが、原作にあったキャラクターのやり取りや事件の解明までの過程が簡略化されており、元の話と比べて物足りなさを感じた。
残念な部分も所々あったが、ゲーム原作アニメとしてのレベルはなかなかに高く興味を引かれると感じた1作。デスゲーム、ミステリー好きにぜひおすすめする。