りょうぴー式アニメ紹介 当たり外れ激しいソシャゲ原作アニメ編 | りょうぴーの自由奔放批評空間

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どうもりょうぴーです。このブログは僕の好きなゲーム、アニメ、音楽、映画、特撮に関するレビューが中心です。
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このブログの筆者、りょうぴーは、アニメやゲームのレビューを中心に活動しています。久しぶりに特集を作ったわけですが、今回は「ハズレ作品が多い」とされているソーシャルゲームを題材にしたアニメを紹介しようと思います。


今回紹介出来なかった作品は別の回にて紹介しようと考えています。(プリコネ、ディバインゲートetc…)


白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE

おすすめ度 ★★★



・現在配信中のスマホゲーム、「白猫プロジェクト」のストーリーの前日譚(ゲーム内のイベント)を描いた作品。この作品を軽くまとめると、

・ストーリーは哀しいダークファンタジー的な作風となっており、見応えと切なさを感じられる。
・作画は時折安定感に欠ける所が散見されるが基本的な質はなかなかのもの。
・劇伴やOP、EDのクオリティはとても高い。
・キャラ描写やアピールは明らかに不足している。ストーリーに深みを出すには2クールでやるべきだった。

といったところ。
暗く切ないストーリーの方向性は個人的に悪くは無いと思ったが、如何せんキャラ描写や心理表現の描き方が雑でキャラに感情移入しづらい所は欠点だと感じられた。とはいえ内容自体は無難な出来栄えであり、作品としてはそれなりの面白さを感じられるので★3つとした。

オルタンシア・サーガ
おすすめ度 ★★


・こちらは残念ながら現在はサービス終了してしまった(オルタンシアサーガRは現在も配信中)が、本編のストーリーを元にした作品である。

・戦乱の運命に翻弄される主人公達の戦いを描いており、戦記物としては硬派な内容。
・戦闘シーンはカクつきのある場面はあるが出来はとても良い。
・メインキャラの掘り下げは出来ていたが全体的にキャラにスポットを当てられておらず薄味気味で微妙な感じる。

基本的な評価点はゼロクロと同じだが、あちらは終わり方はそのままゲーム本編に続く的なパッとしないとはいえありがちな終わり方だったが、こちらは”主人公の異変”という唐突な描写で終わらせてしまっており、それに対して言及すら無かったので評価としてはこちらの方が一段下とした。

グランブルーファンタジー
おすすめ度 ★★★


・Cygames発のソシャゲが元になっている作品。

・ソシャゲのストーリーに沿っている内容だが、展開は王道的に見えて描写が雑で入り込みにくい。
・作画に関しては文句なしの出来栄え。さすがA-1 Pictures。
・キャラはカッコイイ、可愛いと感じられるキャラが多く魅力的だと思った。(ルリアが特に可愛い。)

魅力あるキャラクターや文句無しの作画クオリティは見所なものの、話の流れが今ひとつ安定しない所や描写の薄さはかなり気になる。とはいえ大筋自体は王道的な内容でキャラの良さや見せ場は抑えられていると感じた。

ウマ娘 プリティーダービー
おすすめ度 ★★★★


・「ウマ娘 プリティーダービー」は競馬ファンだけでなく様々な層へ広がり、現在高い人気を誇っているコンテンツである。

・1期、2期で主軸になっているウマ娘が違っており、様々なドラマを楽しめる所が魅力。
・キャラクターの成長や見せ場がとことんまでに工夫されており、見応えと感動を感じられる作り。
・作画も良く、ひたすらウマ娘が走る場面やウイニングライブのダンスシーンもクオリティが高い。
・元となった競走馬に纏わるレースを知っていると更に楽しめる。

自分は特に競馬に興味がなかった、競馬に関する知識が無かったので感動した度合いは一般的な感覚より低めではあったが、キャラ萌え作品、スポ根もの要素の両立が上手く出来ており内容としてはとても良い作品となっている。そのため他のソシャゲアニメより高めの★4つとした。(ゲームはクソゲーだが。)