ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の個人的評価 神映画 | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 神映画

得点 88点

・「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」4部作の第1作。あらすじはテレビアニメ版と同様、碇シンジが使徒と呼ばれる化け物に汎用ヒト型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗り込む。個人的にはやはり面白いと思わされる作品だと考えている。

評価点はこのようなところ。
①圧倒的な作画、CGクオリティ
・作画やCGの品質は最高に良い。旧作アニメのよさを持ちつつ、それ以上に迫力のある戦闘シーンを上手く描けている。エヴァンゲリオンの動き、使徒の攻撃などに力が入っており、全体的に質が上がっている。

②旧作に忠実ながら丁寧に描かれたストーリー
・ストーリーの内容は旧作アニメの6話の決戦、ヤシマ作戦あたりまでを描いている。だいたいの流れは多少カットされた場面もあるが元と同じ通りで、見所や要点をしっかり押さえた内容に構成されている。終盤では旧作に無かった新たなシーンが挿入され、これからの展開を期待させるものとなっている。

③しっかり描かれる感情表現
・旧作以上に緻密に感情表現が描かれている。作中でのシンジの葛藤やうじうじ悩む部分が深く掘り下げられる。また、シンジと周囲の人間の関わりによる心境の変化が鮮明に写し出される。

不満点はこのようなところ。
①造語が多い
・この作品というよりエヴァンゲリオン全体の問題点なのだが、独自の造語や情報量が多く、ごたごたしてわかりづらい。

全体的に旧作アニメの良い所を抑えられており、それを見所満載の素晴らしい作品へと昇華させられた傑作。エヴァ初心者には是非オススメしたい。