新世紀エヴァンゲリオンの個人的評価 神アニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

りょうぴーの自由奔放批評空間

どうもりょうぴーです。このブログは僕の好きなゲーム、アニメ、音楽、映画、特撮に関するレビューが中心です。
度々酷評もあるので悪しからず。
コメントはリブログのみで受け付けます。

評価 神アニメ

シナリオ 9点 展開が意味不明でわかり辛い…
作画 20点 戦闘シーンの迫力が凄まじい。
声優 20点 演技が印象的。
設定 13点 世界観や設定が複雑…
音楽 20点 どの曲もなかなか印象的。
総合得点 82点

・庵野秀明監督、GAINAX製作のオリジナルアニメーション作品。少年少女がエヴァンゲリオンと呼ばれる人造兵器に搭乗し、使徒と呼ばれる謎の生命体と戦う物語。このアニメは評価の付け方がとても難しく、個人的には面白いことは間違いないけど、不満も大きい、一概に誉められないアニメだと僕は感じている。

評価点はこのような所。
世界観や物語の舞台設定は非常に魅力的。この作品の独創的な、また、SF作品らしい近未来的な世界観が描かれていて引き込まれる。
また、人形兵器、エヴァンゲリオンのデザインもとても魅力的。異形の怪物のような、神々を思わせる造形がかっこいい。
音楽もロボットアニメにある緊迫した雰囲気のものもあるが、クラシック音楽が劇中で使用されている。それが普通のアニメなら合わないものの、この作品の場合は異質さを上手く演出できている。

不満点はこのような所。
ストーリーの流れが把握しづらい。この作品の造語が多く、それらの単語の意味をある程度理解していないと意味不明に感じる。また、この作品のラストの展開は、はっきり言って意味不明。
キャラクターはシンジや綾波レイ、アスカ、のようなパイロットが少年少女中心人物だが、それを指揮する大人、NERV職員のメンバーのほとんどの性格がクズ。特にシンジの父、碇ゲンドウは本作の登場人物の中でも冷酷無慈悲な人物で息子やに情けをかけず、パイロットを平然と捨て石にする、とんでもないクズ野郎である。

名作と評価されるのも納得だが、見ていく内についていけるかどうかで評価が変わる作品。その後の旧劇場版ではアスカがシンジに向かって「気持ち悪い」と言い放つ意味不明な突拍子もないラストを迎えたり、ヱヴァンゲリヲン新劇場版では序と破はまぁ良かったもののQという庵野のオナニーの集大成とも呼べるゴミカスを産み出したりとついていけなくなってくるが、シンエヴァンゲリオンがどのような作品になるかは未だわからない。