ぼくらの7日間戦争の個人的評価 クソ映画※ネタバレ注意! | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 クソ映画
備考 ネタバレ注意!

得点 17点

・原作は宗田理先生の名作小説、「ぼくらの七日間戦争」。少年少女たちが大人に反発して家出を決意し、立ち向かう物語。個人的な感想としては、「原作者に謝れ!!」と怒りを覚えた。

①キャラクター性がひどい
・キャラクター性の薄っぺらさ、悪さではかの駄作映画、「二ノ国」を軽く越えるだろう。とにかく誰もかれもしょうもない理由で取り返しのつかない犯罪行為を犯し、それをSNSに上げて楽しむ。原作の子供は犯罪行為までには至らないという所で踏みとどまっているためまだ擁護できるが、この作品のキャラは一線を越えてあくどい事
(不法滞在している子供に感情移入して連れていこうとする大人に武器を持って抵抗する、さらに大人に対して過剰な攻撃、暴行等々)をやらかす。正直なところ擁護出来ないくらいにひどい。

②話がガバガバを通り越してスカスカ
・話の内容も薄っぺらく、説得力が無い。そもそも家出の理由もただの引っ越ししたくないというわがままから来るものなので、この時点で物語のスカスカさが露呈する。また、上述の犯罪騒ぎを起こしてそれを楽しんでSNSに上げてヒャッハーする。バカッターかな?また、主人公のヒロインに対しての告白も、ヒロインがレズであることを告白して玉砕。唐突にとってつけくわえたスカスカさよ…

③作画レベルが低い
・作画もなかなかにひどく、構図が劣化新◯誠だったり、キャラ絵が悪かったりしており、映画としてのクオリティにそこまで達していない。

評価点もなくはない。
声優の演技、宮沢りえのゲスト出演
・旧作の実写映画でヒロイン、中山ひとみ役をつとめた宮沢りえが出演していた。また、北村匠海の演技力もHELLO WORLDから上達している感じがした。

原作の魅力をごっそりと削ってしまい、大人への反抗とは名ばかりのダメ映画となってしまった非常に残念な映画。あまりオススメは出来ない。