からくりサーカスの個人的評価 微妙アニメ(追記修正版) | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 微妙アニメ

シナリオ 6点 序盤がかなり飛ばし飛ばしになり過ぎている。
作画 16点 作画はまあまあ良かった。
声優 9点 キャラクターと声優があまり噛み合っていない。
設定 5点 舞台設定も今一つ。キャラクターは原作と比べて魅力的に描けているとは言い難い。
音楽 20点 曲に関する水準は高い。
総合得点 56点

・原作は藤田和日郎先生によるマンガ。親族から狙われるようになった少年、拳法使いの男、人形遣いの女性の数奇な運命を描く物語。放送当時は原作にハマっていたので見ていた時は不満を抱いていたアニメだが、再視聴する事を決意。昔ほどネガティブな印象は受けなかったもののやっぱり原作の魅力に及びがたいと痛烈に感じてしまうアニメだと感じた。

評価点はこのようなところか。
作画の質は文句無しに良く、バトルシーンは少ないものの動きは良く見どころがしっかりある。
楽曲は文句無しにどれも良いのだが、特にオープニングは素晴らしい。BUMP OF CHICKENの『月虹』もなかなか良いが、KANA-BOONの『ハグルマ』は特に曲のかっこよさが出ている。

不満点はこのようなところ。
原作と見比べてストーリーは見どころに欠けて残念な出来。というのは43巻ある長大な原作を無理やり3クール分に纏めようとしてカットされたりぶつ切りになっている部分が多々見受けられて話が中途半端になってしまっていると感じる。
キャラクターも原作のキャラの掘り下げ分がカットされているためか、魅力が不足しており、その他のキャラも全体的に薄っぺらくなっている。
声優もサブキャラは悪くないがメインの2人は合っていない。特に主役級である鳴海役の小山力也、しろがね役の林原めぐみはかなりミスマッチ。特に合っていないのは鳴海。19歳である設定なのでベテランの小山さんとは相性が悪く青年感を感じられなかった。

面白かった原作と比べると、うしおととらでも否めなかったダイジェスト感が更に強まってしまっている惜しいアニメ。原作は面白く魅力的なドラマが印象的だけあって本当に遺憾である。


↑神オープニング