キルラキル
オススメ度 ★★★★★
TRIGGERオリジナルアニメの原点にして頂点
・力強さ、勢いがあって熱くなれる王道タイプのストーリー。
・学園ものらしさも出て、ギャグを交えた日常風景も描かれる。
・澤野弘之の手掛けたBGM、オープニング、エンディングどれをとっても良質な音楽。
・バトルシーンの迫力も絵に現れている。戦闘シーンひとつひとつに力が入っているように感じる。
・キャラクターも個性が強い顔ぶれで魅力的。このアニメの魅力をさらに引き出してくれる。
・TRIGGERの伝説はここから始まった。独創性の強い作風が大いに評価され、TRIGGERというブランドの出発点になった。
異能バトルは日常系のなかで
オススメ度 ★
ひねりのないラノベテンプレのフルコース
・ストーリーがあまり盛り上がりがなく、非常に退屈。やっていることもありがちな日常アニメ、恋愛アニメの範疇を出ない。
・TRIGGER初の原作アニメだが、原作ありきなのか、TRIGGERの個性が薄い。
・全体的に見て、ギャグが滑っている。
・ヒロインがかわいい以外に魅力に欠ける。
宇宙パトロールルル子
オススメ度 ★★★★
キルラキルの今石監督の手掛けた個性強い一作
・TRIGGER初の10分アニメ。
・短編なのに深みを感じるストーリー。
・かといって深すぎる！という内容ではないため脱力して見られる。
・TRIGGER独特の雰囲気のある作画もこのアニメのスパイス。
・キルラキル監督の系譜なのか、ナンセンスで馬鹿馬鹿しくも笑える面白いギャグという色濃い要素が全開。
キズナイーバー
オススメ度 ★★★★
人間同士の繋がりを鮮明に描いた味わい深い良作
・ストーリーはどこか考えさせられる内容。痛みの共有という設定とそれを基にしたテーマがかなり深い。
・人間模様の描写を鮮明につける岡田磨里の描く人間同士のドラマも魅力。
・作画のも安定していて、TRIGGERらしい雰囲気も健在。
・キャラクターも初見ではステレオタイプのテンプレキャラに見えるだろうが、いざ話を進めると、意外性や個性がうまく発揮されていた。
・設定もかなり練られていたがうまく描ききれなかった、活かせなかった部分もある。ストーリーが良いだけあって惜しい所である。
リトルウィッチアカデミア
オススメ度 ★★★
TRIGGERらしさの強い王道成長物語
・ストーリーはいかにもありがちな王道友情もの。しかし、だからこそシンプルながらの面白さがある。
・キャラクターの性格も描けており、個性の強さを感じる。
・作画の雰囲気も安定してTRIGGERという感じになっている。
・音楽が今一つ印象に残りにくかった。けして悪いという訳ではないが、印象のある音楽はあっても良かっただろうか。
ダーリン・イン・ザ・フランキス
オススメ度 ★★
『船頭多くして船山に登る』の典型例
・世界観自体はかなり良く出来ていた。
・作画も文句なしに良く、アクションシーンは一見の価値あり。
・ぶっちゃけストーリーが迷走している。前半こそ悪くはないが、テーマが終始ぶれっぱなしで舵切りができていない。
・キャラクターの個性も弱く、ヒロインのゼロツー以外に良いキャラがいなかったように思えた。
SSSS.GRIDMAN
オススメ度 ★★
何かが足りず釈然としない
・オープニングからワクワクさせられる高揚感がある。
・ロボットの合体、バトルシーンのクオリティは非常に良い。
・ストーリーは単刀直入に言うと、つまらない。良くも悪くも王道だが、他の王道タイプと違ってこれといった魅力がなく、印象に残らない。
・終盤の展開はもやもやする。事件の間接的首謀者が、あれだけの事件を起こしておいてあっさり許してしまうのは個人的にはどうだろうかと思う。最終回の実写オチは『え？え？えぇ…』となって意味不明だった。原作の特撮を見ていればわかるのか…？
・作画と音楽だけでも魅力があると思う。