SSSS.GRIDMANの個人的評価 クソアニメ(追記修正版) | りょうぴーの自由奔放批評空間

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度々酷評もあるので悪しからず。
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評価 クソアニメ


シナリオ 0点 盛り上がりが少なく、全体的に面白味がないうえに胸糞が悪い。
作画 15点 バトルシーンは良かった。
声優 7点 今一つ棒読み、ミスキャスト感がぬぐえない。
設定 0点 設定はある程度把握出来た。キャラクターは再視聴して余計に好感が持てなくなった。
音楽 17点 オープニングはかっこ良かった。
総合得点 39点

・円谷プロの特撮ヒーロー、「電光超人グリッドマン」が原作。SSSS.DYNAZENONがこの春放送という知らせを受け、シリーズ前作のこの作品を再視聴してみた。改めてみた結果、余計に評価が下がった、酷いアニメだと感じられた。

まずは評価点から。
王道ヒーローソングらしい主題歌「UNION」は本編の展開の酷さとは裏腹に熱いヒーローものらしさを感じられる素晴らしい楽曲。
作画も良好。グリッドマンの登場、合体のシーンは迫力があって、バトルシーンも抜群で好評価。

不満点はこのような所。
シナリオ方面には特に不満が募る。テンポが悪く、盛り上がりに欠けて薄味な展開が多い。また、最終回の夢オチ(または妄想オチ)のような展開は完全に興ざめした。
キャラクターも魅力がなく、むしろイライラさせられた。六花はアカネの心を開こうとするだけまだマシだが、終始グリッドマンに操られてて本人は何もしていない裕太、無能メガネの内海と主人公チームはキャラとしてダメ。黒幕、新条アカネはただのサイコパスにもかかわらず、なんでもありな設定で更にアカネがピンチになったら主人公達総出で救出、アカネageとメアリースー状態で最高に不快にさせられる。「バビロン」の曲世愛の方が正崎のような否定的な人物がいただけ悪役としてまだマシだと言える。
ラストの展開は最高に不満。そもそも間接的に人殺しをする諸悪の根源でもあるアカネを簡単に許してしまう。事の重大さと甚大な被害を考えれば謝っただけで済む事ではなく、相手に非があったとはいえ街をめちゃくちゃにしたり無関係の人を巻き添えにして殺したクズを許すなんて感覚おかしいんじゃないの?と突っ込まざるを得ない。

改めて見てみると虚無感と不快さが胸に残る最悪のシナリオ展開が鼻持ちならない駄作。正直な所、おすすめしたくはない。