~プロフィール~

福岡出身。現在38

2010大阪システムインテグレータ就職。

2020222倒れ、高次脳機能障害に。

失語症・失行・注意障害・記憶障害など。

身体障害手帳3級&精神障害手帳3級。

麻痺の為、杖持ち。詳細はコチラ。

 

妻と小4長男・小2次男の4人暮らし。

7月末まで休職中。8月から復職予定。

 

こんにちは。

 

今回の記事も、長男と二人で福岡に帰省している話。

 

福岡に帰って、どうも落ち着きが得られていないようだ。

便も出そうで出ない日々が続いたし、夜寝ていても夜中に目を覚ましてもう一度寝ることが出来なかったりした。

 

そうか、もうこの家は、私の家ではないのだ。

自立センターのときの方がリラックスしていた。

 

まぁ、家にいるときに椅子が無かったことも大きいのだと思う。

私の両親のリビングは、床に座る。

だから、何をするにしても、立っているか地べたに座っているかしかなかった。

地べたに座ることは今の私にも出来るが、長時間座っていると身体へのダメージが大きい。

 

 

 

あ、私が福岡に帰ったとき、父はトレイルランに行っていた。

どれくらいやっているのかは聞いていないが、毎月何度も行っていると思う。

もう、父にとっては切り離せない趣味なのだろう。

 

ところが、私が福岡に帰った翌日、父は足の爪先を骨折してしまった。

全治1ヶ月らしい。基本的にはあまり外を歩かないようにということだったが、日も経たずに散歩している。

 

正直、私もその父を責めることは出来ない。私のその血を引いている。

 

今回もそうだ。

 

以前高校時代によく通っていた道を調べていると、まったく知らなかった道があることを知った。

 

当時は、溜池のそばにベンチがあったのだが、そちらに行ったことはなかった。

現在は、そのベンチがあるのかさえ分からない。シロウトには到底入れない森になっていて、ロープで立ち入り禁止となっていた。

 

この階段の下は20~30年くらい前はベンチがあって、溜池を眺められた

 

だが、どうやら他のルートでは入れるようだ。

 

この溜池の向こう側にある森

 

翌朝午前6時頃、両親には目的地をろくに言わずに、歩いて向かった。

途中には、こんな注意が書いてある。

 

 

 

 

初めて知った道の入り口。

 

 

ちょっとだけ不安はあったが、行こうと思っている方からビジネス服を着ている人が出てきた。

私が「おはようございます」と言うと、そちらも挨拶をしてくれた。

きっと通っても大丈夫だろう。

 

 

結果的には、かなり蚊に刺されたが、道を通り抜けられた。

この写真の左側右側が通り道で

 

知らない道を歩くと、ワクワクした。

特に、私が知っている道との繋がりを知ると、とても満足感がある。

 

 

帰ると、その道を通ったことは、両親には言わなかった。

こうして書いてみると、父とよく似た性格なのかもしれない。

 

 

というか、先日反省したことを、また日も経たずに繰り返しているのだから、もう避けられない血なのだろう。

 

 

 

その日は、私の伯母の家に行く用があった。

元々は両親と私と長男の4人で行く予定だった。

だが、長男は前日からいとこの家に泊まっていて、楽しんでいるのか夕方まで帰ってこないことになった。

 

まぁ私も、息子と伯母の家に連れていっても面白いことなないだろうと思ったから、そっちで楽しめばいいだろうと思っていた。

 

しかし、行く途中にようやく思い出した。

この家には、最近伯母の家には、息子が住むようになった。

その息子、つまり私のいとこには子どもが3人いて、長男は小学5年生。

だから、私の長男にとって、同年代の“はとこ”だ。

 

さらに、私の息子には、年上のいとこがいない。

いいチャンスがあったのに、そのチャンスを逃してしまった。

申し訳ない気持ちになった。

 

伯母の家に訪れて、そのはとこに言うと、もうバッチリ悲しんでいる顔をされた。

本当にごめんよ。

 

考えてみれば、小学生時代の私は、いとこ付き合いが苦手だった気がする。

住んでいる世界が違うような気がしていて、上手く話せなかった。

 

しかし、私の長男は、いとこと会うのを楽しんでいる。みんなと明るい顔で話している。

その息子の楽しみを、私が奪ってしまった。

 

 

 

両親の家に帰って、私の長男が帰ってきた。

私がはとこのことを言うと、長男は「ええ~、会いたかったのに…」と切実な顔で言った。

 

小学生にとっての月日は、年単位で大きく変わっていく。私のような四十路間際とは、一日一日の重要性がまったく違う。

半年後の年末年始は、また福岡に帰ろう。

 

私のような、人とろくに話もしない人間とは、まったく違う気持ちを持っているのだ。

その気持ちを、私が邪魔しないようにしたいと思う。