こんにちは。
37歳、サラリーマン、絶賛休職中。
先週日曜の夜、ヤマザキアキオさんのことをブログに書いた。
その説明が“みっともない”とは思っていたのだが、どこがオカシイのかが理解出来ていなかった。
朝になって気付いた。
私は、国や会社に迷惑を掛けているのに、偉そうなセリフを吐いてしまった。
私の装具は、7割負担なので、つまり国からお金が出ている。10万円近くのお金が、国から出ている。
それよりも、ヤマサキアキオさんを紹介したという話。本当に失礼だ。
「私のほうが可哀想!」など、人に言うことではない。
“可哀想”なのかどうかなど、自分の精神力の問題だ。
高次脳機能障害で大変な方が、目をかけてもらわないといけないみたく云った私は、本当に失礼だ。
私の方が、精神的に圧倒的にダメだ。
息子たちが小学校に行くために、朝ご飯を食べていた隣で、私は「はぁ〜〜〜ぁ…」と深いため息をついた。
すぐに、妻に怒られた。
私が何故ため息をついたのかはは分からかっただろうが、小学生の目の前でため息はダメだ。
そのあと就労移行に向かって駅まで歩いていても、足取りが重かった。
体が重くなるのは、身体障害だけではないのだと分かった。
数ヶ月前まで、私の失語症の『ウェルニッケ失語』よりも、『ブローカ失語』の方が右手足の麻痺で杖や車椅子が必要な場合が多く、大変そうに思っていた。
だが、今は分かる。私のウェルニッケ失語の方が、IQ知能指数が低い理由だと思う。
簡単に言うと、バカなのだ。ブローカ失語は、頭の中では意味は理解でしていて、言葉が出てこないだけだと思う。
私は、
1年ほど前に、ブログで失語症を上手くかけたように思っていた。
まぁ、聞いて意味が分からないのは正しいが。
(私のブログでコメントを頂いて、その返信の意味がズレていることがあると思う)
要は、相手が何を言っているのか、分かってもいないし、分かっていないことにも気付かず、回答してしまうという極悪非道な失語症者だ。
(あ、これは“私だけ”だと思ってください)
私に杖が必要な理由は、失語症ではない、原因不明の症状。これは、主治医にも教えていただいた。
つまり私は、足の障害で杖が必要だが、それが私のウェルニッケ失語とは関係がない。
結果的にいろいろとできないのに、一つ一つの障害の程度が低いので、国の診断では“障害度”を低い。
私の障害者等級は3級。国から補償がほとんどないのは、“ギリギリで無し”だということになる。
「なんで、就労移行に行かなければならないのか…」
またしてもそんなことを思って、その後すぐに会社に戻る為のことだと気付いて、自分で自分に振り回された。
だが、電車の中でスマホで確認すると、私のブログにコメントをくれる方もいて、「あ、失礼ではないのかな?」と思った。
自分が何を書いているかを見たら、そんなに失礼ではなさそうだ。
自分の書いた文章について、勝手に間違いを想像して、勝手に傷付き失望するという、相当にハイレベルのダメ人間だ。
思い切って、ヤマサキアキオさんのブログにコメントを書いた。
そのしばらく後に、ヤマサキアキオさんが私のブログに返事を送っていただいた。
本当に嬉しかった。
同じ失語症の先輩・後輩のように思った。
まぁ、全然違うのだけれども。
語呂合わせで、4月25日は『失語症(しつご)の日』となっている。
明日4月24日日曜日から、失語症当事者のイベントがあり、そこでヤマサキアキオさんの言葉が代読されるそうだ。
ヤマサキアキオさんだけに関わらず、色んな失語症者たちの話がある。
みなさんも、是非聴いてください!!