プロフィールにも書いているように

 

 

なぜ私が28歳という30代間近の時期に、恋愛コンサルで恋愛を勉強しようと思ったのか。

 

 

それは、上手い話に騙されたわけでもなく、自暴自棄になってやけくそになったわけでもなく

 

 

学生時代の恋愛で忘れられない失恋をしたからでした。

 

非モテまっしぐらだった学生時代

 

中学生の時は、アニメが大好きでオタクな友達と絡んでいた為、当然のように彼女ができることはありませんでした。

 

 

いつも自分よりもモテて一歩二歩先を行っている彼女持ちの友人の話をうらやましく聞いては己を慰め続ける日々。

 

 

高校生ではそんな自分を変えたいと、軽音楽部に入部しパートは一番モテそうなギターボーカルをはじめました。

いわゆる高校デビューってやつですね笑

 

 

それが功を奏し、周りにいる人もロックスターにあこがれる音楽好きでおしゃれな友人が増え、自分磨きにも精がでるようになりました。

 

 

そして迎えた高校2年生。

 

 

華のセブンティーン。

 

非モテにやってきた春

 

 

同じクラスに、1年生の時から学校中で美人だと話題になっているAちゃんがいました。

 

 

彼女は、1年生の時からイケてる先輩や、高身長のバスケ部のエース、マッチョな野球部等、数々の男子生徒と付き合ってきており、恋愛経験は百戦錬磨。

 

 

プライベートでは、読者モデルやヘアモデルをしたり、日テレの番組で女の子が全力で坂を走って「はぁはぁ」いうやつに出ていたりと、芸能人の卵のような子。

 

 

その子が彼氏と別れたという話が風のうわさで流れてきたとき、一人の友人から

 

 

「この間Aちゃんたちと話してたんだけど、なんかお前のこと気になってるって言ってたよ」

と言われたんです。

 

 

その時は耳を疑いました。


17年間彼女どころか、女の子と2人で出かけたこともない俺をAちゃんが気になってるって!?

 

 

そこから、文化祭や合唱コンクール、沖縄の修学旅行等、イベントを通して自然とAちゃんと仲も深まっていきました。

 

 

そして迎えた、バレンタイン。

 

 

用もないのに朝早く学校にいってそわそわしていると、おもむろにAちゃんが席に寄ってきて

 

「これ、私の気持ち♡」

 

と、あきらかに他の男子にばらまいている義理クッキーとは別格の、綺麗に個包装されたクッキーを渡してくれたんです。

 

 

その時はクールに

 

「おー、ありがとう。大事に食べるわ」

 

と言っていましたが、内心は…

 

「来た来た!ついに俺にも春が!初彼女ができる!」
「しかも、クラスのマドンナで読者モデルだぞ!!」
「あー、この高校に来てよかった。軽音楽部に入ってよかった。高校デビューで頑張って背伸びしておしゃれな美容室行ってよかった。」

と叫んでいました。

 

 

あとは告白のシチュエーションをうまくセッティングできれば、初彼女は目の前だと思っていました。

 

 

そして高校2年生の3学期。

 

 

軽音楽部のメンバーでライブハウスのイベントに出演し、そこにクラスの友人や、部活の後輩、もちろんAちゃんも呼びました。

 

 

学校の音楽室で行う簡素なライブではなく、照明も音響もプロがしっかり整えてくれた最高の舞台。

 

 

拙いながら、当時のメンバーたちと一生懸命練習した曲をやりきりました。

 

 

私たちの出番が終了し次のバンドが演奏している最中、私は演奏を聴いているAちゃんをこっそり楽屋の裏に呼び出しました。

 

 

そこで意を決して

 

「付き合ってください。」

 

と伝えました。

 

 

これは勝ち確定だろと思いましたね。
 

 

今の自分が一番カッコよく見える舞台で、あんなにイケてる演奏したら惚れない女の子がいないほうがおかしいだろ。と

するとAちゃんは

 

 

「まだ元カレのこととか色々あって恋愛する気になれなくて、ごめんなさい。」

 

 

と一言。

 

 

もうその後のことは覚えていません。
 

 

打ち上げで行ったサイゼリアで何を食べたのか(多分ミラノ風ドリアだと思います、貧乏学生だったので笑)
 

 

どんな話をしたのか…

 

 

周りの友人も私の告白が成功すると思っていたので、何とも言えない表情になっていたことだけは覚えています。

 

恋愛に絶望した先で出会った「恋トレ大学」

 

 

それからは、大学生・社会人になってもAちゃん以上に好きになれる女の子が現れるはずもなく…

 

 

恋愛もまともに経験したことがないくせに、無駄にプライドと求める女の子のレベルだけが高くなって、気づいたらアラサーでした。

 

 

このまま、女の子には見向きもされず、一生風俗にお金を溶かし続けるだけの汚いおっさんになっていくんだろうと思っていました。

 

 

しかし、そんなある日、たまたまYouTubeを見ていて恋愛系の発信をしている土橋優樹さんに出会いました。

 

 

土橋さんのYouTubeは、エガチャンネルのエガちゃんがナイトルーティーンの動画で見ていると話題にもなりました。

 

 

自分も最初は半信半疑ですが、見れば見るほど恋愛の本質を突いた話や、具体的なテクニックを話されていました。

 

 

何よりも、多くの恋愛系発信者が顔を出さず、無責任な発信をする中、思いっきり顔を出して話している土橋さんにとても好感を覚えました。

 

 

彼自身が超絶非モテだったこともあり、非モテがモテるためにできることのすべてが詳細にまとまっているチャンネルだと思いました。

 

 

そして2023年5月、土橋さんが運営している恋トレ大学の半年コースに入会。

 

入学金200万円を払い、半年間の恋活をスタートしました。

 

 

その後は、他の記事でも書いている通り、見た目的にもメンタル的にも劇的に変わることができ、今は全く女性に困らない生活を送れるようになりました。

 

 

さいごに

 

今思い返してみると、あの時Aちゃんと付き合えていたら、そこで私の成長は止まっていました。

 

 

むしろせっかく付き合えたAちゃんに振られないために、媚を売ったり、プレゼントでつなぎとめようとしたり、非モテ道まっしぐらなことをしていたはずです。

 

 

だって当時の私は恋愛経験0。

 

ポケモンの1番道路に出てくる「ポッポ」で、あっちはラスボスのミューツーですからね。

 

 

あの高校生の時の失恋があったから、こうやって恋愛を学び、成長する機会を自ら得ようとしたんだと思います。

 

 

だからこそ、今になってようやく言えます。

 

「Aちゃん、俺を振ってくれてありがとう!」

 

 

Ryotaro

 

 

ちなみにAちゃんは、お医者様と結婚し、幸せな夫婦生活を送っている様子がFacebook経由で流れてきました……
 

お幸せに👍👍👍👍

 

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