みなさん、こんばんは。

銚子市議会議員のしいな亮太です。

 

本日は3月2日の登壇の一般質問の施政方針について書きたいと思います。

 

以下、登壇資料抜粋

 

最後に本会議初日に市長より述べられた新年度の市政運営に臨む施政方針についていくつか質問いたします。

 

まず漁業・自然と共生する洋上風力発電の促進についてです。

 

平成29年2月20日に商工会議所で行われた洋上風力発電の勉強会で洋上風力発電対しての市民意識調査の結果について、漁協関係者や商工会議所会員の方から厳しい意見がありました。

特に「市民と言っても調査対象が商工会議所の会員では、市民の意見とは言えないのではないか」という意見が印象的でした。

商工会議所の洋上風力発電にかける熱意は十分理解しています。

市長は以前、商工会議所は先走り過ぎているとおっしゃっていましたが、ここで質問いたします。

 

1つ、銚子市では施政方針にも掲げた「漁業・自然と共生する洋上風力発電の促進」ですが、どのような計画あるのか伺います。

 

次に子ども・子育て支援ついてです。

 

本市における子育て支援策は、各種市民調査でも決して子育て・教育に関する施策への市民満足度は高くありません。人口減少問題の解決策は子育て支援の充実だと私は考えます。そこで質問します。

 

1つ、以前、もっと子育て世代からどのような施策を求められているかヒヤリングすることを推奨しましたが、その後どのような対応をしたのか伺います。

 

2つ、施政方針の子ども・子育て支援策について今一度説明を願います。

 

最後に交流と協働によるまちづくりについてです。

 

構造計算ミスが見つかった旧第八中学校の校舎は、建物の安全性を検証した上で、芸術村、地域の交流拠点、子育て支援、高齢者の健康促進など、複合的機能を持った地域に親しまれる施設として整備を進めるとしていますが、そこで質問いたします。

 

1つ、この芸術村、地域の交流拠点、子育て支援、高齢者の健康促進など、複合的機能を持った地域に親しまれる施設は市民にとってどのくらいのニーズがあると見込んでいるのか伺います。

 

2つ、構造計算ミスの起きた段階でどのくらいの費用を投じたのか、今後整備するにあたって最終的に総額いくらかかるのか伺います。

 

洋上風力発電については市議会でも有志を募り、何度も勉強会を開催していきました。推進するにも、反対するにも、議員である自分たちがしっかりと学び、是非を問う必要があります。

東日本大震災の教訓で原子力エネルギー依存から再生エネルギーへ徐々にシフトチェンジしなければならないことは理解しています。

しかし、海洋・漁業・景観と様々な環境にどのような影響や課題があるかしっかり考えていかなければなりません。

 

子育て支援・教育は銚子市の取り組みの中でテコ入れが必要な部分だと感じます。

まず、子育て世代から「生の声」を聞き、子育てに必要な支援策の考案しなければなりません。出産後も母親が早期に職場に復帰でき、柔軟に休める雇用環境を推進し、サポートとして学童保育、病児保育、小児科医療の拡充も同時に進めなければなりません。私は父親も子育て中は柔軟に休める文化を創造していきたいと考えます。

そして、他市に負けない食材資源の豊富な街、銚子産の食材を食べて育つ「銚産食育プロジェクト」の推進して参ります。

 

芸術家村構想の撤回するべきだと考えます。なぜなら今銚子市に必要なものは、新規起業を支援し、新規雇用の拡大促進するために受け皿となる企業の増加と景気回復による強化を優先にしなければならないと考えています。

そこから官民一体で価値観を共有し、「外貨※を稼ぐプロジェクト」の推進し、銚子市のV字回復を狙います。

(※外貨=市外から市内に入るお金)

 

銚子市のポテンシャルは計り知れません。

何度も言いますが、「価値観の共有」こそが銚子市の再生の鍵となると信じています。