みなさん、こんにちは。
銚子市議会議員のしいな亮太です。
本日2月21日より銚子市3月議会定例会が開会致しました。
今回も一般質問を致しますので詳細は後日ブログに書きます。
さて今回も銚子市の現状と課題をテーマごとに見い出し、私の考えを書きたいと思います。
まちづくりのエンジンとして市役所を再生します(行政改革)
【現状と課題】
現状、事業仕分けが定期的に行われていますが、イベント的な色合いが強いものです。このままで必要な場所に必要な資源ができずに財政構造が再度悪化していく可能性があります。
そこで、仕組みとして行政改革の促進、まちづくりのエンジンとしての市役所職員能力強化が必要です。銚子市の一般会計の歳入総額はこの10年間で20%ほど減少しています。今後も厳しい財政状況が予測される中で、これまで以上にメリハリをつけた予算の執行が求められています。
市の公務員の人数は平成28年4月で574人です。
銚子市の人口の減少に伴い、職員数も縮小します。
そこでこのような計算をしてみました。
平成29年2月1日現在、銚子市の人口は64,224人
職員数574人で割ります。
64224÷574=約112
現在約112人の市民を一人の職員が対応しています。
まずは130人の市民を一人の職員対応できると…
64224÷130=約494人
上記の計算は、あくまでも市民の対応のみで考えた計算式で各事業等の業務があることは十分、理解しています。
しかし、仮に職員数494人で市の運営ができれば、約80名分の定数削減となります。このような削減が実現できれば、個々の給与費を削減せずとも、人件費の削減につながります。雇用を減らすという懸念があるかもしれませんが、定数削減で生み出された財源は新規雇用創造事業として民間へ助成するのも1つの施策です。
適切な人員配置や職員一人一人の能力向上を図る一方でしっかりと業務内容の改善・効率向上等に取り組んでいかなければなりません。
しいな亮太の提案
(1)必要な施策に適切な資源が投入できる仕組みの設計。組織のスリム化を図り、しがらみのない組織編成の構築。予算に連動した行政評価制度の確立。
(2)一般職員がやる気が高まる評価制度・給与制度の確立。
(3)銚子円卓会議を活性化・拡大し、市民と連携したまちづくりができる仕組みの確立。
(4)市民との対話を通じた円滑な公共施設の管理・統合等の実施。
私は、市議会議員になる前から行政のしくみに疑問を抱いていました。
しがらみのない組織編成で若手職員が失敗を恐れず、大胆な政策を打ち出せ、銚子市は他市とは違う独自の行政にならなければなりません。
私はこれからも行財政改革を軸に活動してまいります。