皆さん、こんにちは。
銚子市議会議員のしいな亮太です。
 
本日は平成28年9月定例会でのしいな亮太の一般質問よりインバウンド観光について書きたいと思います。
 
銚子市は、海や海産物、国の名勝及び天然記念物に指定された屏風ケ浦など多くの観光資源がございます。近年、日本を訪れる外国人観光客の増加に伴い、成田空港から約1時間の立地にある銚子市は外国人観光客を誘致するインバウンド観光の可能性を秘めていると感じております。そこでこのような質問をしました。
 
Q、インバウンド観光について質問させていただきます。台湾のトップセールスに行かれまして、いろいろとお茶会、茶文化を学んだとおっしゃっておりました。では、銚子市に外国人が来たときに銚子のどのような文化を外国の方に伝えることがあるのか、銚子市の文化を伝えるとすれば、どのような文化を伝えるのか、市長にお伺いいたします。

A、まずは、漁業の文化だというふうに思っております。銚子の漁業の文化というのは、遭難の歴史でございます。千人塚がございますけれども、その中で助け合い、また一方でてんでんしのぎということで、自分の力で難局を乗り切るというまさに突破力、それから助け合うという共生、その両方が備わったのが銚子の文化であるということで、銚子の漁業の文化というものをまず伝えたいなというふうに思っております。それから、文人、墨客、夢二でありますとか、独歩でありますとか、さまざまな日本を代表するアーティストが銚子に滞在し、また生まれ育っております。そういった本当に日本らしい文化があるということも広めたいと思います。それから、先ほど申し上げましたけど、直接文化、カルチャーツーリズムということではございませんけれども、ヘルス、人間の生命にとって一番大切な食、それから自然、それから人の輪、つながりというのがあるのが銚子ですよということをPRをさせていただきたいというふうに思っております。
 
Q、今回台湾視察には観光協会の方と市長で行かれたということで、ちなみに市の職員の方々の海外の視察というのは年にあるのかないのか、あればどういった箇所に行っているのか、ご教示お願いします。

A、まず、今回の台湾ですけれども、私と観光協会長だけではなく、笹本部長、それから担当職員のほうも参りまして、担当職員のほうはプラス2泊ということで、台北でも今回のインバウンドということで銚子のPRなどをさせていただいたという経過がございます。

A、一般職員の海外派遣の研修という中では、直近では残念ながらございません。ただ、何年か前に職員で語学の英語の勉強ということで、費用の手当があった内容の派遣をしたことはございます。近年ではございません。
 
インバウンド観光を推進する前に、受け皿をしっかりしなければなりません。インバウンド観光については他の自治体も積極的に行っています。銚子市にしかない強みを存分に生かしていかなければなりません。
 
海外を知るということは、日本・銚子のよさを知る勉強になります。
 
若手職員に海外へ視察研修を実施し、インスピレーションを受けることも必要だと感じます。海外情勢は話で聞くよりも、実際に目で見て肌で感じるものとでは全く違います。ぜひ職員の育成として海外視察、特に東南アジアへの可能性は銚子市の観光事業の活性化へ繋がると感じます。
 
私は広い視野で銚子市の観光事業の発展や発展に携わる若手職員の育成に貢献していきたいと考えています。
 
明日は銚子市の中学校再編計画について書きたいと思います。