今回はカンボジア首都プノンペンにあるCCMHA孤児院(通称:くっくま孤児院)について書きます。
 
くっくま孤児院は家庭環境に問題があり、生活できなくなった子どもたちを預かり、踊りを学び、楽しく生活できる施設です。
 
 
施設にいる子どもたちはの家庭環境は…
 
①お父さんが亡くなり、お母さんは1番上のお兄ちゃんを連れて家を出て行きました。お母さんは、女性が好きになりました。残された兄弟3人は、日雇いの農作業をし、1日3000リエル(約75円)を手に入れ、その日の米を買い、自分たちでご飯を作ります。少し多くお金をもらえた日は、おかずが買えます。もちろん、学校には通えていませんでした。
 
②生まれて間もなく、お母さんが出稼ぎのためタイの国境へ行きました。お父さんはわかりません。お母さんの兄弟に預けられ、未だにお母さんにあったことがありません。
 
③お父さんお母さんも家がないので、いろいろなお金持ちの家の家事を手伝って生活しています。家の外で寝たり、豚小屋で寝たりしました。空き缶やペットボトルなど換金できるものを、町中歩いて集めたりしてお金を作ったりもしていました。
(HPから引用)
 
 
このようないろんな環境で育ってきました。
私たち日本人が当たり前だと思う日本の生活は、カンボジアでは決して当たり前ではありません。しかしカンボジアの子どもたちはそのようなきびしい環境で暮らし、しっかりと生きています。
 
 
 
私たちが施設についた際、歌と踊りで歓迎してもらいました。
そして子どもたちの日本語が上手だったことに驚きを感じたことを覚えています。
子どもたちと日本の歌を歌ったり外で踊ったりと子どもたちのパワーに圧倒されっぱなしで、子どもたちの笑顔からはきびしい環境下で暮らしていたとは感じさせないくらい幸せそうで本当に楽しいときを過ごせました。
 
しかし、くっくま孤児院のような生活ができる孤児はほんの一部であり、いまだたくさんの子どもたちは厳しい環境の中で生活しています。これから私ができることは何かと考えるとこのような状況を伝えていくことだと思います。
 
 
くっくま孤児院の視察を通じて、子どもたち未来はつねに輝いていなければならないと感じ、私たち大人が真剣に取り組まなければなりません。
子どもの笑顔に癒され、とても貴重な体験ができ、くっくま孤児院の子どもたち、先生方に大変感謝しております。
 
明日は、VKirirom Pine Resortについて書きたいと思います。