初めて負けたあの日から1085日




負けて負けて負け続け、今回が11度目のステージ。




やっと優勝することができました。







ここまで長かった。
結果が出なくて苦しかった。




自信はもちろんあったけど、今回優勝できなかったら本当に辞めるつもりでした。




なので今は素直に嬉しいです。



初めてコンテストに挑戦した2020年
毎日鶏胸肉ばっかり、卵や牛乳チーズも食べたらダメ、そんな食生活を4ヶ月続けて




身も心もボロボロでした。




身体は絞れたものの、筋肉量は落ちみるみる身体が細くなり、コンディションは最悪。




その当時は聞いた話や先輩、youtuber達が実践しているコンテストのための減量をやっていました。




そのやり方しかないと思っていた。




1年目ボロ負けして、2年目もこんなの続けられない、、、



何よりこのやり方をすればするほど、



僕がパーソナルトレーナーとして指導しているお客様との距離が遠くなるような気がしました。



一般の方はこんなやり方をもちろん真似できないし、



指導している食事の内容が違いすぎる。



一般の方でも真似できるやり方で、コンテストに出る時でも自分自身上手く減量できないのか?



どうしたらもっと効率よく、最小限の努力で最大限の効果を出すことができるか?




2年目からそれを模索して、選手のみんなとは違う、一般の人でも真似できる食事や取り方を研究して自らの身体で実践してきました。








それを証明してみんなに知ってもらうためには、もっと自分が有名になり、結果がいる。




そう思い勝ちにこだわり続けてきましたが、なかなか優勝することができませんでした。




そして今回4年目にして初めて優勝することができました。




最近少し選手としても、トレーナーとしても影響力がつき始めて



宇野さんのやり方はすごい!



教えてください。と言われるようになってきました。



僕が追い求めてきた物が少しずつ形になってきたのです。



楽をしていいとは言っていません。





胸肉や玄米、ブロッコリーだけ食べてたら痩せるわけでもない。




ただきついだけが減量じゃない。





僕はここ4ヶ月も一度も減量が辛いと思ったことないです。





減量=ダイエット




僕はコンテスト選手の減量と一般の方のダイエットは、同じ物だと考えているし



僕のやり方でも身体は作れます。




僕が減量でやっていること、お客様に指導していることは全く同じです。




「宇野さんの指導はご飯食べれなくて、辛いと思ってました」



「胸肉ばっかり食べるんだろうな思ってました」



「こんなにダイエット中でも食べていいんですね!こんなのもたべれるんですね!」



そんな風に言っていただけることが最近は多い。



ちゃんと結果も出してるお客さんたくさんいます。







僕はコンテストを通じて、ここを証明したかったんです。




だから今回の優勝は本当に嬉しいです。




でもここがゴールではなく、僕は4年前から「日本一になる」とずっと言い続けてます。



ここからは九州最強のタイトルを引っ提げて、日本のトップ前線に殴り込みます。






【結果が出なかった選手の皆さんへ】



諦めないでください。




僕は見ての通り1年目から優勝するようなエリートではなく、叩き上げとして下から這い上がってきた選手です。




今回は僕が最後の力の振り絞り方、調整の仕方が一枚うわてだっただけ。


 

身体はすぐに追いつけます。
だから諦めないでください。





最後に僕に関わり応援してくれた全ての皆様




そして、今回もう一度挑戦しよう!と僕をやる気にさせてくれたボクシング日本スーパーライト級チャンピオンの藤田君




皆様の応援、藤田君が日本チャンピオンになっていなかったら、今回また立ち上がることはできませんでした。




本当に感謝します。
ありがとうございました。




今回は少し恥ずかしい姿も見せましたが
ガッツポーズはしてません。










ガッツポーズは日本一までとっときます!



宇野 凌汰