成人の男女が、学ランやセーラー服などの、高校生の制服を着ていたら、正直違和感を感じると思います。

ただし、演劇においてはそういう事は普通に行われ、観客もそれを受け入れてる。

果たして、高校生が演じる「本物高校生」と、
大人の役者さん演じる「偽物高校生」は、
どちらが高校生らしいかを考える、
現役高校生参加型ワークショップ公演です。

大人の役者さん達は、現役高校生を目の当たりにして、
見かけがあまり高校生らしくなかったり、
思いの外艶かしかったり、
新しいメソッド(?)を取り入れたり、
アンチエイジングに勤しんだり、
積極的に現役高校生に演技指導したり、
感情移入しすぎたりと、
色々問題が発生したり、
それぞれアプローチ方法を模索する。

時々稽古場のスライドショー(?)が表示され、
我々観客は、稽古の過程を見守る目撃者となり、
少しずつ前進する過程を見守っていく。

役者さんがどんな事を考えて舞台に臨んでいるか知れて新鮮でした。






色々特典貰えました!



面白い企画で、
劇場でかかっている音楽の選曲もよく、
今回も楽しく観劇できました!