先日、福島県双葉郡富岡町へ行って来ました。



富岡町は東日本大震災による福島第一原子力発電所の影響で、住民の方々は避難を余儀なくされました。
三年ほど前訪れた際は、周囲は東日本大震災後時間が止まってしまったかのようでした。

ここで画像を掲載するのは控えますが、

一般家庭と思われる住居で、

普段の生活で使っていたと思われる諸々の生活用品が散乱しており、

震災で散乱した生活用品を片付ける余裕もなく、避難を余儀なくされたのだと思われます。








三年ほど前は震災の傷跡が生々しかったですが、

最近の富岡町の様子を観に訪れてきました。

 

真新しいホテルが駅前で存在感を発揮していました。

 

 

周りには先ほどのホテルのように新しい建物が多いですが、

古そうな建物も若干ありました。

古そうな建物があまりないというのは、

震災の影響を感じずにはいられないです。

 

公園で遊ぶ子供たちの姿を見る事はありませんでした。

 

とても心に残る言葉です。

 

富岡駅近くの双葉警察署には碑があります。

 

近くの公園には、大破したパトカーがとまっていました…。

東日本大震災の際に、

住民の方々の避難誘導をされていた警察官の方々が大津波に遭遇してしまったのです。

きっと自分たちだけ助かろうと思えばそうできたのかもしれませんが、

危険が迫る状況下においても、住民の方々のために力を尽くして下さったようです。

 

警察官の方のうちお一人の方はまだ行方不明との事なので、

少しでも早くご家族の方のもとに帰ってこられる事を願っています。

 

 


ショッピングモールが賑わっていたのがせめてもの救いです。

 

いわきへ電車で戻る際、

車窓に古そうな建物が多くみられるようになって、とてもほっとしました。

 

少しでも早く、少しでも多くの方々がよりよい暮らしを取り戻せる事を期待してます。