渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -401ページ目

特殊メイク

日本では特殊メイクを、普通のメイクさんがすることが多い。そういう場合は、たいてい本物のようにいかない。

でも、それはメイクさんの責任ではない。普通に化粧をしている子が出来る訳がない。

まるで馴染(なじ)みのない国の人間を描け、と言われているようなもの。観念的にならざるを得ない。

特殊メイクの観察力は日常から違うし、彼らは日頃から日本では手に入りづらい情報も用意している。

次はホラー。

ブラックな短編に出たり、自分自身はゾンビになったことがあるけれど、来週の月曜日には御払いに行く。

ジャパニーズホラーは見せない演出が主流だから、受動的な俳優に一任される。観客は見ている彼らを観て、状況を判断するしかない。

でもそれって『北の国から』とか、心の中を覗くときに使う技術で、高度に利用できればとても面白い効果が出ると思う。

普通は能動的な側を描いた方が、撮った気になるし演じた気になるし、観た気になりそうだね。

それでも僕はやってない

裁判の脚本って、仕上げるのにかなり時間が掛かりそうです。その上、後世に残る映画では僅かでも間違いは許されません。

膨大な情報をシナリオにするということは、簡単ではありません。その多くは説教じみて、飽きさせないためにその場限りのジョークを入れたり、というのはよくあることです。
ストーリーだけで引っ張って行けるその手腕は、決して偶然ではあり得ません。

ところで加瀬亮さんの演技は好きです。自然な演技を志向する俳優は多いですが、彼は脚本を読めているのを感じます。

それと個人的には一人目の裁判官が良かった。役柄に説得力があったし、特に観客は彼を愛せるでしょう。
確かオーディションで抜擢されたそうですが、ああいうキャスティングは実際簡単ではないです。

スティーヴン・スピルバーグの『プライベート・ライアン』でも小規模の作品に出演していた俳優を何人もピックアップしていましたが、監督に権限があるとそうした面でもやはり自由度が高いですね。