『C』
刷(すり)りガラスの向こうにはメガネ屋によくある、白くて洋式便器の根元のような機械があった。両目で覗ける穴が付いている。ああ、あの中では気球が飛んでいるんだ。
そんな機器が少しずつ違えて、3つで1つという風に何セットか置かれていた。
その後、通常の視力検査。片側ずつ閉まるゴテゴテした丸メガネを掛ける。遠くの『C』を見ながら、手前のレンズが次々に取り換えられていく。まるでこれからメガネを作るようだ。
「角膜を開きっぱなしにする目薬をさしますね」
小柄な看護婦さんに言われる。。。って、怖いんですけど!
事務的な作業の前で、そんな表情はおくびにも出せず、プロの人は涙腺にかかるようにするんだなあ、と思いながら、そのまま2-30分程度待たされた。
そんな機器が少しずつ違えて、3つで1つという風に何セットか置かれていた。
その後、通常の視力検査。片側ずつ閉まるゴテゴテした丸メガネを掛ける。遠くの『C』を見ながら、手前のレンズが次々に取り換えられていく。まるでこれからメガネを作るようだ。
「角膜を開きっぱなしにする目薬をさしますね」
小柄な看護婦さんに言われる。。。って、怖いんですけど!
事務的な作業の前で、そんな表情はおくびにも出せず、プロの人は涙腺にかかるようにするんだなあ、と思いながら、そのまま2-30分程度待たされた。
その内の1コマ
1枚の写真は、毎秒24コマの内の1つに過ぎないのではないか。今後も動画が発達して、その内から抜き出した1コマが写真と完全に同等となったとき、スチールカメラの存在は永遠に失われるのだろうか。
眼科検診
8基あるエレベーターのうちの1つで、眼科へ向かう。入り口は円形の小さなホールになっており、そこで左右2つのアーチに別れ、右が手術用のロビー、左が待合室だった。
左側のアーチをくぐるとすぐに、右側と繋がっているのに気づく。正面はホテルの受付のようなカウンターがあった。
横並びなら4人は入れるテーブルを、1人で使っている女性が3人いた。
左端の女性に予約時間と名前を告げ、待合室に戻る。個人経営の病院であれば2,3扱っている長椅子(いす)が20脚以上同じ向きに2列で並んでいる。小劇場ならこれより狭い客席はいくらでもある。
訪問者には簡単なアンケートボードとともに、番号札が配られる。夕方からだったが、ほどなくして自分の番号『400』が呼ばれた。
左側のアーチをくぐるとすぐに、右側と繋がっているのに気づく。正面はホテルの受付のようなカウンターがあった。
横並びなら4人は入れるテーブルを、1人で使っている女性が3人いた。
左端の女性に予約時間と名前を告げ、待合室に戻る。個人経営の病院であれば2,3扱っている長椅子(いす)が20脚以上同じ向きに2列で並んでいる。小劇場ならこれより狭い客席はいくらでもある。
訪問者には簡単なアンケートボードとともに、番号札が配られる。夕方からだったが、ほどなくして自分の番号『400』が呼ばれた。