監督の言うことなら何でも!
監督(演出)の言うことならなんでも聞きます!
っていうのを、いつかどこかの映画制作会見で見たことがあって、ああこれは大変だなぁ、と感じたことがあります。
演出は主演であれ、彼らの一挙手一投足にまで指示することは困難で、かりにそれが全部できる俳優に巡り合えたとしても喜びません。
もちろん外側からの演出に限界を感じているからです。
できない俳優は全部指示されますが、もちろんロボットのようになります。
その通り動けば、書かれたセリフを言えば演技、という訳にはいかないからです。
俳優側も自分が全部できる、あるいは理解できていると考えればとたんに問題を抱えるでしょう。
複数のポジションから作品に携わるようになると、いろいろな見方が生まれて面白いです。