現状維持への執着 | 渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ

現状維持への執着

誰かの実績なりスキルなりが上がっていくと、残りの99人はたいていじぶんたちのところへ引きずり下ろそうとする。


それはけっしてかれらの底意地が悪いからではなく、たんに現状維持への執着、という本能からきている。


なだめたりすかしたり、ときには無視、あるいは怒声をもってなんとか身内に入れたがる。



ひとは、とくに日本人は、多数決に弱い。


とにかく、和(わ)を重んじることにかけては天才だ。



それでいて、だれが総理になってもおんなじだ! なんて、嘆(なげ)いている。



ひとは、それぞれ特長がある。


かつ、他人のそれを認めても、じぶんのがなくなるわけじゃない。

なにを恐れているのか。

むしろ得意なひとにそれらをまかせ、じぶんはじぶんで得意分野を切り拓(ひら)けばいい。


これ以上の、お互いの有効活用があろうか?


かりに、俺にはなにもない! と言い切るひとがいても。

それは他人のせいだ! と原因を押しつけたり、他人へ作用してなんとかなる問題ではない。

まわりはいい迷惑だ。


この業界には才能が集まるが、その特異性でまわりの共感を得られずナーバスになるひとが多い。

じぶんの姿を利用する、俳優なんて仕事であれば、なおさらだ。


学校の先生のように、全員に長所がある! とはぼくには言えない。

だが若いときほど、それらに出合う可能性は大きいだろう。


しかし、一般的な学校に行っていては一般的な人生になっても不思議ではない。


偏差値がどうであれ、たいていの場合それは、雇われ人としての評価だからだ。