フリーとプロの違い | 渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ

フリーとプロの違い

演じること自体はそれだけで楽しいし、俳優活動はそれだけでじぶんを満たす行為だ。


ただ、プロとして活動するのであれば、アマチュアでなくプロとして、じぶんを呼んでくれる現場の情報が不可欠。

ぼくはたいてい知り合いやインターネットを通じて仲間と繋がっているが、もしフリーだったらそれくらいのことしかできない。


仕事としての現場は、個人とは完全に切り離されている。


制作サイドに足繁(あししげ)く通うとしても、ひとりだけを売り歩くのは極めて困難だし、じぶんがじぶんを売るにも早いうちに限界がくるだろう。

そのうえ、仕事のステイタスに比例して、相応の信用がかならず求められる。


つまり、目標をおおきく掲げるほど、フリーでは不可能となる。


無料で動いてくれるマネージャーがいれば、たしかにベストだろう。

つまり、最低でも年間数百万円をじぶんに投資してくれる事務所があるかどうか。

しかしまだ実績のないときに、どうしてそれが期待できようか。

もし若くて将来性を買うにしても、どこでどういう風に営業できそうかイメージできなければ始まらない。

そうこうしているうちにフリーで数年が経ち、貴重な時間を無為に過ごすのでは、それだけでもうリスクを犯していると言える。


ただ、一番気をつけなければいけないのは、事務所に入ったはいいが実際には仕事がなく、数年塩漬けになること。

どんなにメジャーな事務所に所属しても、積極的に営業されなければ干からびてしまう。

売らなくても事務所はデメリットなし。

売れれば儲けもの。

いちおう契約書にサインさせて、宝くじのようにタンスにしまっておくか。

小さな仕事でもいいから経験を積みたくても、面倒な割に売り上げの少ない仕事を嫌がる事務所は多い。

ひとりでに芽が出なければ、また若い新人と契約し新陳代謝をはかればいい。

こちらとしては、売れない責任がだれであろうが、じぶんの年齢はもどらない。


年齢にふさわしい実績がないなら、細かくてもギャラのある仕事をはじめるべきだ。


じっさいに動かなければ、その次の展開はない。