観客への推進力(すいしんりょく) | 渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ

観客への推進力(すいしんりょく)

ぼくが脚本を読むときにこだわるのは、観客への推進力。


つまり、もっと観たいと思わせること。


たとえば登場人物が去ったあとも、つぎに出てくるのを心待ちにしてしまう。
これからどうなるのかが、とにかく気になる。
映画の世界にうっとりしてしまう。

それさえあれば、なにもいらない。


かりに説明されて理解したからといって、いったい何になるのか。
そもそも知りたいと熱望させなければ、気を散らせ観客を現実へ引き戻すだけ。



斬新なアイディア、深遠(しんえん)な世界観は、観客を虜(とりこ)にするためにだけ存在する。